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八十里越の開通に向けて!(その4~下田のお米、イタリアへ~)

米どころ新潟県!

私たち三条市、「ものづくりのまち」として商工業のイメージが強いかもしれませんが、実はたくさんのおいしいお米を作っています

イメージ写真ではなく、実際の三条市での稲刈り風景写真です

年間の収穫量は2万6000トンで、新潟県内30市町村の中で第9位(ちなみに三条市の面積自体は県内で14位)です。

この収穫量、全国約1700ある自治体のなかでも上から数えて40番目くらいとかなり上位です。

私も小さいころから地元のおいしいお米を食べて育ってきました。

三条市のお米はすべておいしいのですが、その中でも下田(しただ)地域のお米は、大自然に囲まれており、昼と夜の寒暖差が大きいため、おいしいと評判です。

つなぐ棚田遺産、下田地区は北五百川(きたいもがわ)の棚田

実際、首都圏を中心に多くのお店を構えるハンバーグステーキを中心とした洋食レストラン「つばめグリル」さんは、長年、下田地域のお米を使ってくださっています

つばめグリル品川駅前店さんでおいしくいただきました(2021年11月)

昨年は、社長をはじめ多くのスタッフの方々が下田地域に稲刈り体験に来てくださいました(そのときのインスタグラム ↓ です)

さて、三条市では、下田のお米をさらに発信していこうと2022年度から「しただ米市場拡大推進協議会」が立ち上がっています。

さまざまな取り組みを行っているこの「しただ米市場拡大推進協議会」ですが、その中でのメインの取り組みのひとつが「しただ米のブランディング

その一環として、しただ米のイタリア進出に挑戦しています。

2022年11月には、イタリアはミラノにて、「しただ米」の商談会「Shitada Rice Fair」を2日間にわたって開催しました。

これに先立ち、ミラノで大活躍中の日本人シェフ、新森伸哉さんを「三条市フードエクスポートアンバサダー」に任命しました。

ミラノでの新森シェフに対する委嘱状贈呈の様子

この新森シェフ、2022年8月には実際に下田地区を訪れ、田んぼを視察してくださっています。

ミラノでの「Shitada Rice Fair」では、4種類の「しただ米」のおにぎりと、新森シェフ特製の料理が参加者に提供されました。

しただ米おにぎりと新森シェフ特製の料理
4種類の「しただ米」

2日間で現地の食品業者やレストラン関係者などを含め、約100名の参加があり、その後には引き合いもありました。

現地の方に多数お越しいただきました

この「しただ米市場拡大推進協議会」では「しただ米」の統一的なブランディングを図るため、統一ロゴタイプと統一のロゴマークを作成しました。

ロゴタイプは、京都ご出身の書道家、華雪さんによる書。

年末に三条市のふるさと納税で「しただ米」を頼んでくれた大学時代の友人から写真が送られてきたのですが、パッケージに貼ってありました。

友人から送られてきた1枚。右上に華雪さん制作のロゴタイプがあります

ロゴマークは、インテリアデザインの会社を経営されていて三条市にUターンで戻ってこられた捧哲郎さんの作。

私もお気に入りのロゴマーク

捧さんご家族を紹介するnoteです↓

2023年も「しただ米市場拡大推進協議会」の活動、一緒にがんばっていきましょう!!!

下田地域の田んぼと夕暮れ


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