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「成長」とは何か定義を考える
今日のnoteは成長について考えます。
人材サービス業界にいると、よく若手の離職を防いだりモチベーションを上げるためには”成長機会”を提供することが大切だという話を耳にします。
求職者側からも、成長できる環境で働きたいという言葉をもらうこともあります。
果たして、ここでいう成長とは何なのでしょうか。
「成長」という言葉の定義
goo辞書によりますと、「成長」とは
1 人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。「子供が成長する」「ひなが成長する」「経験が人を成長させる」
2 物事の規模が大きくなること。拡大。「事業が成長する」「経済の高度成長」
とのこと。
育って大きくなること・・・ということですね。
子供はともかく、大人が育って大きくなるとはどういったことを指すのでしょうか。
いろいろな考えがありそうですが、僕の考える成長の定義は2つあります。
当たり前の水準が上がること
僕が、考える「成長」の1つ目の定義は「当たり前の水準が上がること」です。
goo辞書の内容でいうと育っている状態だと思っていまして、能力が育つことで当たり前にできることのレベルが上がっていくことが、一つの成長と言えると考えています。
僕らはみんな、産まれたころは何一つ当たり前にできることはなかったはずです。
僕の2歳の娘はまだまだ歯磨きを自分でできませんし、怒られながら練習していますが、いつしか当たり前のものとして毎日の習慣にしてしまうことでしょう。
変えられることと変えられないことの見極めができるようになること
僕が考える「成長」の2つ目の定義は「変えられることと変えられないことの見極めができるようになること」です。
これはgoo辞書でいう、大きくなるという状態だと思っていまして、僕が人間が大きいなと感じる方の共通点です。
変えられることと変えられないものを見極めて、変えられることに集中することができる方は大物だと感じます。
変えられないことを気にしないので、周囲の評価や他人の言動に振り回されずに自分のやりたいことや使命に邁進している方が多いですが、まさに大物!
変えられることと変えられないことを見極められるようになったり、その見極めの精度が上がっていくことは、大人が成長している状況と言えると思います。
最後に
僕にとっては、今日あげた2つが成長していることを指しますから当たり前の水準が上がるよう身に着けたいことを毎日の習慣にして、それが当たり前になるレベルまで反復することで成長を感じられたり、変えられることに集中するマインドセットで仕事に取り組むことが毎日できたりするとモチベーションアップに繋がるのかもしれません。(実際、想像してみたら、モチベーション上がりそう)
一方で、みんながみんな僕と同じことに成長を感じるというよりは、いろいろなことをできるようになることだったり、将来やりたいことや姿に近づいていくことなど、人によって成長の定義それぞれ微妙な違いがありそうです。
マネージャーや企業として、若手の成長機会について考えるのであれば、一人ひとりのやりたいことや価値観に寄り添うコミュニケーションが必要だろうと感じました。
1on1などのディスカッションの時間でお互いに価値観を分かり合うことを大切にしていきたいなと思います。
では、また明日!
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