見出し画像

人材派遣営業の教科書 第四章 財産を作る ⑤積み重ねた時間がコミュニティを作り、ブランドも作る

こんにちはー!
人材派遣営業の教科書の第四章は「財産を作る」というテーマでお話ししています。前回は「「派遣の一番の機能とは何か」というタイトルで、派遣スタッフを軸に考えることの重要性をお話ししました。今回は「積み重ねた時間がコミュニティを作り、ブランドも作る」というテーマでお話します。
無理なく持続可能な人材派遣営業を提唱する私による、営業の仕組み化のポイントをお伝えします。
マガジンはコチラ↓

積み重ねた時間がコミュニティを作り、ブランドも作る

・・・積み重ねた時間ってなんだよ・・・!って感じしますよね。
何を積み重ねるかと言えば、派遣営業としてのスタンスです。
そのスタンスをはっきりさせ、コミットし続けることは、短期的な成果にはつながらないように感じると思いますが、以上に大きな意味を持ちます。それが最終的にコミュニティを形成し、ブランドを作り上げるからです。
そして、大体の派遣営業の方はスタンスをはっきりさせたりコミットすることができておらず、なんなら「自分はこの仕事をずっと続けていいのだろうか・・・」とか思いながら仕事していたりするので大きな差別化につながります。

もちろん、周りと比べる必要さえなく、派遣スタッフや派遣先企業に対して誠実に向き合い、常にキャリア開発を支援する姿勢を貫くことは、信頼の基盤を築くことにつながります。この信頼は、きっと結果的にあなた自身のブランド価値を高めることになります。

スタンスをはっきりさせる

まず、派遣営業としてのスタンスを明確にしましょう。あなたが何を大切にし、どのような価値観で仕事をしているのかを自分自身で理解し、伝えることが重要です。これは、派遣スタッフや派遣先企業とのコミュニケーションにおいて一貫性を持たせ、信頼を築くための基本です。

そして、そのスタンスに関してのおすすめをこのマガジンではひたすら書き連ねています。ぜひ第1章から読んで欲しいです。


例えば、あなたが「派遣スタッフのキャリア開発を最優先にする」というスタンスを持っているなら、その姿勢を常に貫きましょう。派遣先企業にも、スタッフにもその価値観を伝え、行動で示すことが大切です。間違っても目先の売上に釣られてぶれてはいけません。
主語は常に派遣スタッフ。派遣スタッフのキャリアにおける利益の最大化はどこにあるのかを探し続けましょう。

コミットし続ける

スタンスを明確にしたら、そのスタンスにコミットし続けることが重要です。ここでのポイントは、一貫して行動することです。
日々の業務が忙しい中で大変なことはたくさんあります。例えば、スタッフからの相談に対して適切なアドバイスをするために、常に最新の労働法規や業界トレンドを学び続ける姿勢を持つことも大切です。派遣先企業とのトラブルが発生した際にも、スタッフのキャリアを最優先に考え、解決策を模索する姿勢を維持するのはなかなか大変なことです。
しかし、その一貫性、継続性がとても大きな意味を持ってくるのです。

積み重ねがコミュニティを作る

短期間ではなかなか結果が出てきませんが、長期間にわたって一貫したスタンスで活動を続けることで、あなたを信頼し、頼りにするスタッフや企業が増えていきます。人事異動で商圏が変わるなどがなければ、あなたを信頼し共感する存在は時間と共に大きくなっていきます。
大袈裟な言い方をすれば、コミュニティの形成です。信頼関係が構築されたコミュニティは、営業活動をより効率化してくれます。どんどんの仕事を探している人を紹介してもらえたり、困っている派遣先企業からの相談が増え、そのスタンスをさらに広げる力が大きくなっていくのです。

時間がブランドを作る

そして、コミュニティが形成されると、そのコミュニティの外でもあなたの名前や行動が評価されるようになってきます。
それをさらに継続し、時間が折り重なっていき、簡単には追いつけない期間が経過すると、あなたの活動にタグがつきます。「〇〇さんは派遣スタッフのキャリア形成にこだわる人だ」と。
そしてその時間がさらに積み重なり、そのタグで一番の何かになっていくと、それはブランドになります。
ブランドとは信頼の証です。ルイヴィトンの品質、ユニクロのコスパ、ボルボの質実剛健(全部よくわかってないけどw)・・・それらは、昨日今日出来上がるものではなく、そのスタンスが積み重ねられてきた時間によって作られているのです。
ブランドを作っているのは時間なのです。

派遣営業としての一貫したスタンスと行動が、長い時間を経て、ブランド価値を高めます。信頼される存在となることで、派遣スタッフや派遣先企業からの評価が高まり、ビジネスチャンスが増えることでしょう。ブランドを築くことは、あなた自身の派遣営業としてのキャリアにとっても大きな財産となります。

最後に

今日は、「積み重ねた時間がコミュニティを作り、ブランドも作る」というテーマでお話ししました。ほとんどの派遣営業がコミットしていないと言いましたが、僕がみていて一番辛いのはコミットしている人が転職する時です。
せっかく真摯に積み重ねてきたのに、10年経ってからできかけたブランドを捨てて他の業界に行く仲間を見て、すごく勿体無いなと感じています。
それこそ、仕事の選択はそれぞれの自由ですけど、迷いながらも10年とかの長い期間をしっかりスタンスを明確にして頑張ってくることができた人は、その価値は実はすごく高くて、同じ価値を得るには同じくらいの時間が必要ということをぜひ、知っておいて欲しいなと思います。
そして、いろいろと迷いながら、コミットできていないと感じている人は、派遣営業としてのスタンスを明確にし、コミットし続けることに挑戦してみてください。別に損することは何もないですし、実践していくとその重要性がわかってくるのではないかと思います。

次回は、このマガジンの最終章に入ります。
その章題は「人材派遣営業の魂」。魂w重いw
まずは「常に本気であれ」というテーマでお話しします。お気づきかもしれませんが、ここからラストまで、暑苦しさが倍々に増していく予定です。

では、また!


人材派遣会社に入社して困ってる方、人材派遣会社に入社したい方、ご質問やご相談は遠慮なく、こちら↓へ!少しでも力になりたいと思ってます!
※無料で全力でなんでも答えます。

相談窓口を始めました。有料ですがすべての問いに答えを出します。

僕のプロフィール↓

オープンチャット「人材派遣営業の駆け込み寺」はこちら↓(無料&匿名です!)


サポートいただいた分は、人材派遣で働く人のサポート、人材サービスで働く方のサポートの活動に使います!必ず、世の中の役に立てますね。