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値切るのが苦手・・値切るのやめません?
今日のnoteは、「思い切って値切るのやめませんか?」というお話です。
僕がずっと悩んでいることの一つに、値切るのが苦手問題があります。特に、去年は家を買ったので、いろいろと買い物する場面があり、しんどかったです。
克服できそうもないので、いっそ、値切る習慣ごと辞めちゃいませんか!?
値切ることができない
厳密にいうと僕は、理由がないのに値切ることが苦手なのです。
沢山買うから、キズがあるから、賞味期限近いから、みたいなそれなりの理由があれば、(それでもどうしても値引かれないと納得いかないときであれば)何とか頑張って価格交渉をすることはできます。
なぜ、値切ることができないのか考えてみたのですが、理由は3つありました。(あくまで僕の思い込みです)
・そもそも値切られることも苦手
→僕は営業ですので、たまに、契約直前になって、何の脈略もなく「で、おいくらになるんですか?」みたいな値引きのお願いを受けることがあります。そもそも、僕はこの状況も苦手です。というか、価格も提案の一つという考えで全力の提案をして話を進めているので、単純に悲しいです。
それこそ理由があるならいいんです。極端な話、「〇〇円で話を進めてきたけど、××円しかお金なくなった!お願い!」みたいな話でも全く問題ないです。正直に教えてもらえてうれしいくらいです。
でも、本当に何の理由もなく、しかも当たり前みたいに言われると、それまでの提案や道のりをすべて否定されたように感じて、本当に悲しくなります。
「自分が嫌なことは、他人にしてはいけない」と育てられたので、上手に値切れないのは仕方ないのかもしれません・・・(急に美化してみるw)
・無礼だと感じてしまう
→僕は出来れば、お金は応援したい人やサービスに使いたいと思っています。値引きをお願いされると「仕方なくそのサービスを受けるけど、できるだけお金は払いたくない」と言われているように感じて悲しくなります。
値切ろうとすると、相手にそのようなメッセージになってしまうのでは・・無礼なのでは・・・と考えて躊躇してしまいます。(気が弱い)
・品がないと思ってしまう
→値切る=このサービスは〇〇円です。ということが明示されていて、それを購入する直前になって翻す。
と考えると、”利益は享受するけど決まっているルールを守らない”ことと同様に思えてしまいます。
例えば、
・その学校には入学するけども、校則は守らない
・入れ墨入れてプールへ行く
・高級レストランで騒ぐ
とか、まあ・・・ちょっと違うのですが、ルールや当然のことに(避けることができるのに)文句を言うみたいで、ちょっと品がないように感じてしまいます。
「なら、最初からその金額のところで買えよ!」って思われてしまうのではと値切ることを躊躇してしまいます。(気が小さい)
値切ることができないと、不思議なことが起こる
そんな理由で、値切ることが苦手なのでほとんど値切らないんですが、そうすると、不思議なことがそこそこの頻度で起こります。
例えば、去年引っ越したときの引越し屋さんとの見積もりの時の会話です。
引越し屋さん「この荷物の量と引っ越し先の場所だと、17万円になります」
僕「わかりました。検討してまた連絡します。」(思ったより高いな・・引っ越しって高いんだな。近い距離の引っ越しは初めてでよくわからん。あとで調べよ。)
引越し屋さん「あっ、ハイ・・・・・・・・」
僕「・・・・・・・・・・・」
引越し屋さん「・・・・・・・・何か、金額見て思うことありますか?高いなーとか」
僕「??高いなとは思ったものの、相場観も分からないのでそういうものなんだろうなと思っていたところです。奥さんとも話し合ってみます。」
引越し屋さん「そうですよね。この後、いくつかの他社の見積もり取る予定ありますか?」
僕「すっごく申し訳ないんですが、他に2社に声かけてます。」
引越し屋さん「そうですよね。もしも、ここでウチに決めてもらえるなら、10万円にします!」
僕「・・・・・・・・・えっ!?すげー!そんなに下がるの!?」(下がりすぎだろww)
最初からその条件の見積もりもつけてほしい!正直ちょっと不信感!!とも思ってしまい、他社の見積も聞いたのですが、どこも似たような見積もりから似たような金額に”勝手に”値下げしてきました。
そうではない引越し屋さんもあると思うのですが、基本的に客から値切るお作法なんですかね・・・?
また、ある電気屋さんでは
僕「この冷蔵庫ください」(なんか親身な店員さんでいろいろ教えてもらえた。やったー!)
店員さん「ありがとうございます!」
僕・店員さん「・・・・・・・・・・」
店員さん「・・・・・値下げできるか、店長に聞いてきますね」
僕「(えっ、なんで・・・?)いや、大丈夫ですよ」
店員さん「あっ、じゃあポイントつけます!」
僕「(いや、な・ん・で!!w)あ・・お願いします・・・」
この電気屋さんに至っては、唐突に値下げしてくれました。
すごく親身にいろいろ教えてもらったし、時間使ってもらったし、できれば適正な料金を払いたかったんですけど、もはや値引き後が適正価格なのかもしれません・・・
この時間は何なのか
・・・・もはや、値引きしたがってるじゃん!!(正確には、値引くために価格を上乗せしてますよね??)
コンビニとかで「このガムの値段、もうちょっと何とかならない??」とか交渉している人はいないので、業界ごとの商習慣なんですかね。価格が高いと値引きするという単純なものでもなさそうですし。(お金持ちほど値切らなそうですよね。そうでもないのかな・・・デパートの外商部の人とかに聞いてみよう)
そのあたりが分からないので、とっても雑な提案なんですが、
値切る習慣ごとやめませんか??
値札より安く買えるとお得感が演出できるのはイメージできるのですが、最後に値引くのありきで値札をつけるようになってしまうと、それこそ生産性がない仕事と時間になってしまうのではないでしょうか。(サービス提供者にも顧客にも)
最後に
まあ、ただ単に値切るのが苦手なんです。
けど、書いてて改めて思ったんですが、値切るという習慣はなくなった方が全員が幸せな気がします。
いわゆるゲーム理論で言う、囚人のジレンマ的な感じで出し抜いて値切った人が得する可能性がある以上は、そうそう簡単にことは運ばなさそうですけど、値切り不要の世の中になると嬉しいなぁ。
では、また明日!
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