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戦闘力を推し量れないなら向いていない #1192
お元気ですかー?
今日は「戦闘力を推し量れないなら向いていない」というテーマでお話しします。ビジネスの世界では、相手の力量を正確に測ることが求められます・・・よね?
人材派遣営業をしていると、向き不向きについて考える場面が結構あるので、まとめてみます。
相手の力量が測れない人はそのビジネスの音痴
ビジネスの現場では、相手の力量を見極める力が不可欠です。(ビジネスに限らないでしょうけども)
例えば、取引先の担当者の力量がわからず、浅はかなごまかしをして、嘘がバレバレの営業パーソンはそこら中にいます。相手が大人だと推し量れないので、5歳児の嘘は大人に通用しないことが気がつけないのです。他にも、チームメンバーや部下の力量を見誤ると、適切な人材配置ができず、組織全体のパフォーマンスを低下させてしまったり、貴重な人材を流出させてしまったりします。
僕はずっと思ってきました。相手の力量を測れない人は(その)ビジネスの音痴だと。
これは良いことですが、ビジネスはスポーツと違って、参入障壁は低く、誰でもチャレンジすることができます。なので、力量を測ることができないくらい向いていない方やトレーニングを怠った方が存在してしまうと言う構造になっているのです。
こうしたビジネス音痴の人たちは、自分では気づいていないことが多いのですが、周りからはすぐに見抜かれてしまいます。そして、その結果、信用を失ったり、ビジネスのチャンスを逃すことになります。
もし自分がそのような状況にあると感じる場面があれば、なんとかして戦闘力の高い方と組めるよう、プライドだけは高くしないでオープンマインドでフィードバックを受けるように努力するといいと思います。
逆に力量を測れる人は適性がある
一方で、「私はビジネスに向いていない」と感じている人の中には、実は他者の力量を正確に測る能力がある場合があります。この能力があるから、自分が向いていないと感じるわけで、しかも、自分より上を見てそう感じているわけですから向上心も秘めていることが多いです。
そもそも向いていないと推しはかれる時点で、ビジネスの適性があると言えるのです。
例えば、僕は、サッカーのメッシの凄さが正直わかりません。Jリーガーだってボールを蹴るのが上手いし、足も速い。むしろ、少し背が低いと感じるので、背が高い方がいいんじゃない?と思ってしまうことがあります。でも、サッカーをある程度理解している人からすれば、僕の言っていることは無茶苦茶でしょう。実際、メッシのプレーを評価するには、サッカーの細かい技術や戦術を理解している必要があります。
もちろん、大谷翔平が二刀流をしている凄さもわかりません。逆に、なんでみんな投手か野手の2択なの?メジャー読めよ。って思っています。(誰かに怒られそうだw)
これと同じことが、単純にビジネスでも言えるのです。
僕も流石に人材派遣営業に向いている人や努力を重ねてきた人は、ちょっと仕事を一緒にやればすぐわかります。
「人材サービスに向いていない」と思っている人の中に、本当はめちゃくちゃ向いている人を見つけることもできます。
これは、一定の適正と、ある程度そのビジネスやスポーツに向き合って努力して得られる能力なのではないでしょうか。
努力して戦闘力を具体的に測れるようになるべき
会社員もしくはビシネスパーソンとして、ある程度うまくいく、相手の戦闘力を具体的に測れるようになるまで努力することが大切だと僕は考えています。
単に声が大きいとか、迫力があるといった曖昧な基準で評価するのではなく、具体的にどこが優れているのか、相手にどう言った強みと弱みがあるのかを把握して判断する必要があります。
もし、相手の戦闘力を測るのが難しいと感じるなら、その分野において自分がどれだけ努力してきたかを見直す必要があるでしょう。具体的な評価基準を持てるようになるまで学び続けることが重要です。そして、それが難しいと感じる競技や分野は、自分には向いていないと考え、別の道を選ぶことも一つの選択肢だと思うのです。
最後に
ビジネスの世界では、地味に、相手の戦闘力を正確に測る能力が求められます。これができない人は、そのビジネスに向いていない可能性がありますが、逆にこの能力がある人は、そのビジネスの適性があると言えるでしょう。そして、戦闘力を具体的に測れるようになるまで努力し、それができそうで、ある程度楽しめそうであればその分野で頑張っていくと決めるのが良いのではないかと思います。
そして、逆に、自分が向いていないと感じるなら、一度立ち止まって欲しいと思います。相手の力量を見極める力があるなら、そのビジネスの世界で活躍できる可能性は十分にあります。誰もが一番じゃなくても活躍できるのがビジネスの世界でもあるからです。
向いていない人は力量が測れないので、自分が向いていないことに気がつかないという構造的な悲しさはあるのですが・・・そこはプライド高くなりすぎて誰も指摘してくれないということにならないようにして回避していきましょう。
では、また!
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