35歳転職限界説はもう過去のものだけど、35歳で一回転職しておかないとその先転職しにくいかもしれない
こんにちはー!
今日のnoteは「35歳転職限界説はもう過去のものだけど、35歳で一回転職しておかないとその先転職しにくいかもしれない」というお話です。
35歳転職限界説は過去のもの
僕は人材サービスに15年従事しており、派遣社員への仕事紹介や正社員の仕事紹介に取り組んできました。
その中で、もう過去のものになったと思うものがあります。
それが、35歳転職限界説。
僕が人材業界デビューした2000年代前半はまだまことしやかにささやかれていたし、実際にクライアント企業から35歳までと依頼されることが非常に多かったです。
でも、今はもう35歳で転職が限界と言うことはありません。
ある程度の経験やスキル、共感できるキャリアストーリーがあれば何歳でも転職してますし、年収が上がる方もたくさんいます。
40代の転職で求められる転職歴
ただ、最近、新たに耳にすることが増えた企業側からの要求があります。
それは、以下のような言葉です。
「4,50代でも是非紹介して欲しいんだけど、その場合は転職歴があったほうが安心だな。」
・・・!
えっ?転職してる方がいいの!?
と最初は驚いたのですが、考えてみれば当たり前のことかもしれません。
15年、20年と転職とゆう選択をすることなくその会社にいたわけで、今更転職するなんてどのような事情があるのだろう?とか、一回も転職したことない人が40代、50代になっていきなり新しい環境に適応できるだろうか・・・?など、転職が市民権を得るごとにそういう考えが生じるのはとても自然なことのように思います。
転職が35歳以上でも普通になってよかったなーって思っていたのも、つかの間、4,50代でも転職していくために35歳くらいで転職しておいた方がいいかもしれないという逆説的な現状が起こりつつあるように、現場では感じます。
共感と柔軟性が大事
もちろん、今、仕事紹介の現場で感じているという程度の話で、全部が全部、転職経験があることを求められるというわけではありません。
今後、「ある程度の年齢なら転職しているのがスタンダード」とまでなるかと言えば、ならない可能性のほうが高いようにも思います。
でも、ある程度のキャリアで転職経験がない方の転職の場合、より一層の共感が得られるストーリーと柔軟性が大事になることは間違いないです。
今の会社にいる間に何を成し遂げようとして、どのように過ごしてきたか?
転職を考えたが踏みとどまったときの考えは?
逆に全く転職を考えなかった理由は?
転勤や昇進などで新しい環境に適合した経験はあるか?
難しい人間関係になったとき、どのように解決したか?
こういった経験を普段から棚卸して言語化しておくと良いと思います。
そして、自ら今の会社を続けるという意思決定をしている意識を持って(流されずに)過ごしていくことも大切なのではないかと思います。
最後に
今日は「35歳転職限界説はもう過去のものだけど、35歳で一回転職しておかないとその先転職しにくいかもしれない」というテーマで、ある程度のキャリアで転職経験がないと逆に敬遠されることもあるというお話をしました。
僕も15年今の会社に所属し続けているので20代で一度転職しているとはいえ、人に言えた状況ではないです。
そんな僕が普段取り組んでいる方法を最後に紹介しておくと、「キャリアコンサルタントや人材紹介会社に相談する」という方法がおすすめです。(実際に転職しなくても人材紹介会社のコンサルタントの力を借りてOK!)
派遣社員の方であれば、キャリア相談窓口が各派遣会社に存在しているはずなので利用するのもいいと思います。
僕は知り合いのキャリアコンサルタントに定期的(年1回)に面談してもらっていますが、その内容をメモしておけば、「2021年は自分のキャリアビジョンの〇〇が所属している会社のビジョンやパーパスを通じて成し遂げることができると考えて今の会社を選んだ」と状況を説明することもできます。
そのあたりが言語化できていれば、後は新しい環境に溶け込むことができることをアピールできれば、転職活動が上手く行く可能性が高いです。
定期的に会社以外の新しいコミュニティに所属するようにするのもいいかもしれません。
では、また!
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