意思決定に大事なのは選択ではなく決定すると言う行為 #1308
お元気ですかー?
今日は「意思決定に大事なのは選択ではなく決定すると言う行為」というテーマでお話ししたいと思います。仕事でもプライベートでも、決断を迫られるシーンは多いですよね。でも、よくよく考えると、意思決定が本当に必要な場面ってどこなのでしょうか。
客観的にメリットとデメリットが明白な選択では意思決定はいらない
まず、誰が見ても「こっちを選ぶのが明らかに得」「あっちは選んだら確実に損」という状態なら、わざわざ悩む必要なんてありません。いわば、「自動的に」決まるわけです。それはもはや意思決定とは呼べないかもしれません。なぜなら、意思決定とは本来、「悩み、考え、腹をくくる」行為だからです。
たとえば、格安で最高品質の商品が手に入るチャンスと、高額で低品質の商品しかない選択肢。この二択なら悩む必要はないですよね?こんな状況では、意思決定に必要なエネルギーはほぼゼロに近いと言えます。
意思決定が必要なのは51:49
意思決定が本当に必要なのは、判断が難しい「51:49」のような微妙な状況です。どちらを選んでもメリットとデメリットが拮抗していて、どちらにも納得しきれない時、初めて「意思決定」という行為が求められます。
ここで面白いのは、後で振り返ったときのパフォーマンスの話。納得いかない選択肢だったとしても、「よし、選んだ以上は全力でやるぞ!」と本気になることで、結果的に高いパフォーマンスを発揮できることが多いのです。大事なのは、どんな選択をしたかよりも、その選択を「決めた」という行為自体にあります。
49の方を選んでも大丈夫。重要なのは、その選択を「本気でコミットする」ことです。プロセスや取り組み方次第で、その選択が価値を持つようになります。納得できない選択も、意思決定してから全力で取り組むことで、想定外の成果が生まれる可能性があるんです。1分の差はその後の取り組みに対してはほとんど誤差であり、無意味だと僕は考えています。
最後に
意思決定とは、完璧な選択を見つけることではなく、悩ましい状況で腹をくくる行為そのものです。選びきれない微妙な差があるときこそ、「決める」ことが求められます。その腹のくくり方こそが、後から振り返ったときにあなた自身の成長や結果につながるのだと思います。
みなさんも、次に悩ましい選択肢が目の前に現れたときは、「決める」こと自体に価値があると考えてみてください。決めた後の行動こそが、選択を正しいものにしてくれるかもしれません。
では、また!
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