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『やるかやらないか』の仕事をやらないのは救いようがない #1250

お元気ですかー?今日は「『やるかやらないか』の仕事をやらないのは救いようがない」というテーマでお話しします。

「やるかやらないか」の仕事をやらない人、いませんか?

仕事をしていると、誰もが「これをやるかやらないか」というシンプルなタスクに直面します。例えば、メールの返信、報告書の提出、データの入力、顧客へのアプローチ、資料作成、日報での振り返りなど・・・特別なスキルを必要としない、ただ「やる」か「やらない」かの選択です。

しかし、驚くことに、この「やるかやらないか」の仕事をやらない人が存在します。僕はこれまで多くのビジネスパーソンを見てきましたが、こうした人に対して正直、「救いようがないな」と感じてしまいます。

なぜ「やるかやらないか」の仕事をやらないのか?

理由はシンプルです。怠慢以外の何物でもありません。これらの仕事は誰にでもできるし、時間さえかければ確実に終わらせることができます。それを「忙しい」「忘れていた」と言い訳してやらないのは、プロとしての責任感に欠けています。
僕は実際、サボりにサボり続けた会社員人生ですが、「ただやるだけ」かつ「やると決まっている」ことは全て実行してきました。むしろ、実行したからこそサボるという考え方をしていたくらいです。

例えば、マネージャーから「この資料を明日までに提出してほしい」と依頼されたとします。それに対して「わかりました」と答えたにもかかわらず、提出しない。理由を尋ねると「他の業務が立て込んでいて」と言う。このような態度では、信頼を失うのは当たり前です。

信頼を失うと取り返しがつかない

「やるかやらないか」の仕事をやらないことで、周囲からの信頼を一気に失います。一度失った信頼を取り戻すのは容易ではありません。僕も過去に、頼んだ仕事をやらなかったメンバーに対して強い失望を感じたことがあります。

新人のAさんに「お客様にお礼のメールを送っておいて」とお願いしました。彼は「はい、すぐにやります」と返事をしたものの、数日後に確認すると未送信でした。理由を聞くと「忙しくて忘れていました」とのこと。言い訳にしか聞こえず、彼への信頼は地に落ちました。

シンプルなタスクこそ全力で取り組むべき

逆に、「やるかやらないか」の仕事を確実にこなすことで、信頼を積み重ねることができます。特別な才能やスキルがなくても、責任感を持って取り組む姿勢が評価されます。

僕の尊敬する先輩は、どんなに忙しくても小さなタスクを後回しにしませんでした。メールの返信一つでも迅速かつ丁寧で、「この人なら安心して仕事を任せられる」と感じさせてくれました。そんな姿勢が信頼を生み、結果的にチーム全体のパフォーマンス向上にもつながっていました。

もしも、置き去りにするなら、「やるかやらないか」をやらない人

「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」という言葉があります。僕はこれに共感していて、誰1人置き去りにしないことが1人では実現できないことを成し遂げる方法だと思っています。
でも、もしも置き去りにすることがあるなら「やるかやらないか」をやらない人です。やるだけでしかないことをやらない人とは最低限の信頼関係を築けないと思うからです。

最後に

「やるかやらないか」の仕事をやらないのは、自分の成長機会を逃すだけでなく、周囲からの信頼も失う行為です。逆に、シンプルなタスクを全力で取り組むことは、大きな信頼と評価を得るベースになります。

「簡単だから後でいいや」「このくらいはやらなくても許されるだろう」と思わず、「だからこそすぐにやろう」と意識を変えてみてください。それだけで、あなたの仕事に対する評価や信頼は大きく変わるはずです。

では、また!


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