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仕事はだんだんつまらなくなるものである

こんにちはー!
今日のnoteは「仕事はだんだんつまらなくなるものである」というお話です。

一人前になることを何度も繰り返す

昔よりも良く聞くようになった転職理由に「成長したい」というものがあります。
確かに、仕事を通じて成長することはいいことですし、成長したいですよね!

でも、気をつけて欲しいなーって思うことが一つあります。
それは、「素人から一人前になる時が一番成長した気になる」ということです。

言い換えれば、成長実感は0から一人前になっていく過程である1-3年目くらいまでの間に最も手触りをもって感じることができるのです。

そして、それ以降は(何の工夫もしなければ)急激につまらなくなります。

「もう、この会社でやることがなくなった・・・」
なんていう言葉は10年やっている人ではなく、2,3年やっている人から聞くことが多いものです。

そして、この0から一人前の成長実感欲しさに新しい業界や会社への転職を転々と行う人が少しずつ増えてきたように思うのです。(心配)


目指す姿があるか

本当に成長実感欲しさに新しい業界や会社への転職をする方が増えたのか?間違いなくそうであると言い切るには僕の偏見が強すぎるかもしれませんw
が、成長実感を求めて転職を繰り返す方は確実にいます。

そんな風にならないために、ぜひイメージしてほしいのが、その業界やその会社に転職するときに目指す姿はあるか?ということです。
一回り程度離れた先輩などで構いません。
もはやベテランと呼べる程度に先輩の方の中に目指したい姿の方はいますでしょうか。
もしくはイメージできますでしょうか。

僕はそのイメージが鮮明に描ける業界や会社に転職するのが良いと思います。

なぜなら、一人前になった後の成長は、地味な学習や気づきに支えられているからです。
闇雲に成長実感を求めると「0→一人前」のプロセスを繰り返すことになります。
いづれ、何かの分野でコンスタントに社会貢献をしていこうと思ったときに必ず発生するコツコツと成長せざるを得ない「一人前→ベテラン」のプロセスを乗り越えるために、ベテランとしてのありたい姿や憧れる先輩のイメージが大切だと思うのです。

もちろん、まだまだできたばかりのサービスや業界であれば、モデルになる先輩がいないこともあると思います。
その場合も、いつかは「0→一人前」の成長実感フェーズは終わり、「一人前→ベテラン」のコツコツ成長フェーズがやってくるということは知ったうえでキャリア設計をしていただけると嬉しいなと思います。


最後に

今日は「仕事はだんだんつまらなくなるものである」というテーマで、成長実感と転職の関係をお話ししました。

もちろん、クランボルツの計画的偶発性理論に言うように、偶発的出会いはとても大切です。
そして、偶発的にせよ何にせよ、新しいことに取り組むときの成長期はめちゃくちゃ楽しいし、やりがいがあります。
でも、それと併せて、ベテランになって継続的に社会貢献するためには少し地味で、工夫しないとつまらない期間があることも知っておいてほしいなって思います。

たまに、どんどん出世しすぎて、ほっといても毎年新しいことやっているみたいなスーパー会社員もいますけどね。

では、また!




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