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3割打てれば好打者


皆さん、こんにちはー!

今日は、「3割打てれば好打者」についてお話しします。

これは、昔から僕が、使いどころによっては、モヤモヤする・・・というお話です。


100%結果出す人は居ない

・野球で、3割打てれば好打者

・サッカーだって、全部のシュートが入るわけではない

・新規事業は10回に1回上手く行けばOK

などと良く聞きますよね。


僕は、この類の言葉を聞くたびに、ちょっとモヤモヤするとともに、考え方として気を付けないといけないな・・・と思います。


結果として、100%にならないのはある意味当然ではあるのですが、挑戦する前に、3割でOKとか、考えてもプラスにならないと思うのです。



きっと、野球選手は3割打とうとしていない

確かに、結果として野球で3割打てれば好打者であることは間違いないです。

サッカーだって、何回シュート外しても、1試合に3回ゴールしようものなら、大活躍です。


しかし、実際に打席に立っている選手は、その時点で、「よし、今日は3,4回は打席回ってくるだろうから、1回ヒット打てればOKだ!」とは考えていないと思うのです。(考えてるのかな??)

100%打つつもりで積み重ねた打席の結果が3割で、その結果に対して、好打者と言われているのではないでしょうか。


どれだけ想像してみても、実際に打席に入っている時は100%打つつもりでしょうし、もしも打てなかったとして、その直後でさえも、悔しい気持ちを抱き、反省をしているのではないでしょうか。

決して、「まぁ、3割打てればOKだから・・・」とは思っていないと思いませんか?



商談だって、いつも上手く行くとは限らない

で、これは、僕の話なのですが、僕は入社5年目くらいに、「野球だって3割打てれば好打者だし、ましてや商談なんて、いつも上手く行くとは限らない」ともっともらしいことを考えていました。

それも間違いではないのですが、その時の僕の問題点は、商談に臨む前からそのように考えていたことです。


野球選手が、打席に入る前から「まぁ、3割打てれば好打者だから・・・」って考えていないことは想像できるのに、自分自身は商談に入る前から、100%決まることはないから・・・と自分への言い訳をしてしまっていたのです。



成長スピードが落ちる

これも、野球でも全く同じだと思うのですが、最初から100%のつもりで取り組まない欠点は、「その1回のチャンスへの集中力が足りないので、成長スピードが落ちる」ということです。

事前に確率論で自分への防衛をして、その1回に集中できていなかったことは、今思うと、とても勿体ないことをしたな・・・と思います。


確かに、確率論的に100%はあり得ないと考えることは、精神衛生上良いこともあると思います。そして、100%はないということ、それ自身は間違いなく事実です。

しかし、結果論としての分析ではなく、挑戦する前から言い訳的に、「100%はないのだから・・・」という風に使うようになると、集中できなくなってしまうので、言い訳になってしまわないように気を付けないといけないな・・・と思います。



最後に

今日は、「3割打てれば好打者」という話をしました。

✅初めから3割打とうとする打者はいない

✅商談も100%決まるわけではないが、初めから言い訳に使わない

✅言い訳に使うと、集中力が落ち、成長スピードが落ちる

という内容でした。

いかがでしたでしょうか。



僕は、全力で落ち込んでいるときに、上司が慰めの一言としていってくれた「3割打てれば好打者」という言葉をきっかけに、常に自分に「100%決まるわけではないから…」という言い訳をするクセがついた時期がありました。

その上司は決して、そういうつもりで「3割打てれば好打者」という言葉を教えてくれたわけではありません。

結果を分析するときには、100%決まるわけではないという冷静さも必要かと思いますが、実際に挑戦している最中は、言い訳にしないで、100%決めるつもりで全力を尽くしていきたいと思います。

では、また!



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