専門外の仕事をリードできる人はすごい #1217
お元気ですかー?
今日は「専門外の仕事をリードできる人はすごい」というテーマでお話しします。専門外の領域でもしっかりリーダーシップを発揮できる人って本当に尊敬します。今日は、そのすごさについて考えてみました。
専門外でもリードできる
専門外でもリードしてくれるリーダーって、少数派ながら確実に存在します。例えば、僕が人材サービス営業の現場にいても、全く違う分野から来たリーダーがグイグイ進めてくれる場面に何度か出くわしました。正直、驚きます。「この分野で経験がないのに、どうやって!?この高い解像度で?」と。
もちろん、専門家の知識やスキルには敵わない部分もありますが、それでもリーダーとして大局を見ながらメンバーを引っ張ってくれる。しかも、専門家を否定せずに、その知識や意見を活かしながら進めることができるって、本当にすごいことです。
何がすごいかと言えば、現実には、多くの専門外のリーダーは「こうあって欲しい」という自分の希望に負けてしまうからです。専門家の意見を軽視したり、自分の経験したやり方に固執してしまうリーダーも少なくありません。
リーダーって、結局は自分がすべてをコントロールしなければと思いがちですが、そこを乗り越えて、専門家やチームを信じて進めていける人が、真のリーダーなんじゃないかなって思います。
専門外のリードで大切なこと3選
じゃあ、どうすれば専門外の分野でもリーダーシップを発揮できるのか?僕が感じたことを3つ挙げてみます。
1. 専門家を信じる
まず大前提として、専門家の意見を信じることが大切です。リーダーがすべての知識を持っているわけじゃないので、専門家を信じて、その知見を活かすことが必要です。リーダーは、専門家の意見を引き出して、全体の方向性に活かす役割でもあります。
・・・が、これ、相当に難しい行為なんだと思います。
世の中には専門家を名乗る半人前もたくさんいます。誰が正しいことや事実を言っている専門家か見極めることは自分が専門家になるよりも難しいかもしれません。
オススメの見極め方は何かの領域で自分も専門家になることです。すると、自分の専門領域の話になった時に専門外の相手がどのような行動をとるかを見ることができます。
2. 仲間を信じる
次に、チームメンバーを信じることも重要です。専門外だからこそ、リーダーとして自分一人ですべての意思決定を背負い込むのではなく、メンバーを頼って進めていくのが好ましいです。
チームというのは成熟度合いに関わらず、メンバーそれぞれが持つスキルや意見を尊重して、信頼関係を築いていくことで、リーダーとしての力が発揮できるんだと思います。
リーダーにはチームへの、成果への責任があります。その自覚が強いほどに自分自身に頼りすぎてしまい、メンバーの意見を無視してしまうことがあります。(僕です)
その結果、チーム全体にうっすら不満の雲が覆い、仕事の効率もどんどん悪くなりました。リーダーがメンバーを信じ、意見を聞き入れることができていれば、もっと良い結果が出ていたんじゃないかと思います。
3. 必死に想像する
最後に、リーダーは常に「想像力」を持つことが大切です。専門外の分野であればあるほど、自分が知らない領域に対してどう進めるべきかを必死に想像する必要があります。専門家や仲間を信じるだけでなく、自分自身もその分野について想像を膨らませて理解しようと努力することが、良いリーダーシップにつながるんです。
以前、全く別業界から来たリーダーが「自分にはこの技術的なことは分からない」と素直に認めつつ、メンバーの説明を聞きながら、自分なりに理解しようと必死に想像してくれたことがありました。想像し、仮説を立て、また検証し・・・その結果、彼は最終的に的確な指示を出し、プロジェクトを成功に導いてくれたんです。リーダーが自分で考えて、想像力を働かせることは、本当に重要なスキルだと感じました。
最後に
今日は「専門外の仕事をリードできる人はすごい」というテーマでお話ししました。リーダーシップに正解はないかもしれませんが、大切なのは「信じること」と「想像すること」。勝手にそう信じているので、これを忘れずにいたいと思います。
では、また!
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