人材派遣営業の教科書 第一章 ⑤栄養を取り続けなければ、最前線にはいられない
こんにちはー!
今日のnoteは「栄養を取り続けなければ、最前線にはいられない」と言うお話です。
この仕事、嫌な仕事だなと思っても諦めたくない人へ
今回は、人材派遣営業の教科書の第一章の最後です。
このマガジンには、人材派遣営業になって15年、この仕事が嫌な仕事だなーって思っていたけども最前線にいることができている僕からの、一見向いていないように感じても、諦めないで活躍して欲しいという想いがベースにあります。
とにかくフットワーク軽く動ける営業が向いているという世界観への否定であり、本当は行動力とかフットワークの軽さがすべてではないというメッセージです。(とっても大切な能力ですけども)
一番最初に↓のnoteで「学べ!」という内容を書きましたが、本当に人材派遣営業に向いていると僕が思う人が最前線で活躍する道は、決して簡単と言えるようなものではありません。
むしろ、コスパは結構悪い気もしますしお勧めしにくいのですが、僕のようにどうしても、人材派遣ビジネスから逃げたくない(大学中退して、逃げ道もなかったw)人には、このマガジンはお役に立てる情報になるのではないかと思っています。
そんなマガジンの第一章の最後は「栄養を取り続けなければ、最前線にはいられない」というテーマです。
嫌なものにしないのは、あなた
僕は、人材派遣営業という仕事を、嫌な仕事だなーと思ってました。
①人の仕事という重要なものを扱ってるのにすごく雑
②嘘、大袈裟、紛らわしいトークで相手を丸め込む
③必要ない人への飛び込みやテレアポがめちゃくちゃ多い
でも、断言します。
人材派遣営業の仕事をそのようにしているのは「あなた」です。
確かに、人材派遣営業として勤務を始めると
「とにかく顧客へ訪問せよ」
「とにかく契約をまとめよ」
という指示を受けます。
俯瞰的に見れば、人材派遣では人海戦術や行動量で伸ばしていく必要があるからです。特に規模が大きくなると。(薄利多売&差別化しにくいから)
でも、これを言われたまま実行しているのは、あなたです。
そりゃ、顧客のために〇〇を!派遣スタッフのために〇〇を!って言ってくれた方が気持ちいいとは思います。
その方がモチベーションが上がる人もいるかもしれません。
ただ、現実にはそんな風にはなりません。
というか、そんな風にならないのが普通です。
プロ野球でも、実際の試合や練習において、「観に来てくれるお客様のために、打つんだ!!」とかいいますかね?
たぶん、言わないと思います。当たり前だから。
そこにつべこべ言ってたら、ゴチャゴチャ言わんと打てや!とか言われそうですw
当たり前だからと言いましたが、中には「観に来てくれるお客様とかどーでもいいわ!そんなんは偉い人が考えることで、俺はとにかく打つ!」っていう人もいるかもしれません。
それも、素敵ではないですけど、問題はないですよね。
お客様のことばかり考えて試合に勝てない(そんなことあるのか?w)より遥かにお客様のためにもなります。
僕も「その仕事がいい仕事かどうかを決めるのは派遣スタッフさんだから、とにかく決めてこい!」と言われた時はすごく引きました。
でも、それをそのまま、何の魂も込めずに実行するかどうかはあなたの自由です。
「何でお金とか決めろ!とかの話ばかりなのさ…」って、よく考えたら変ですよね。
「ヒット打てとかホームラン打てとか、バントしろとかそんな話ばっかり…」っていう野球選手がいたら、ちょっと怖いですよねw
常にアップデートする(栄養を摂る)
このマガジンの最初に、役に立ちたければ学ばなくてはならないと話しました。
さらにそもそもの話をすれば、気持ちよく人材派遣営業の仕事をしたければ、学ぶだけではなく、いや、学ばなくとも、せめて最新にアップデートしておくことが大切です。
このアップデートのことを僕は栄養を摂ると表現しているのですが、これは、業界外の人たちとつながり、交流し、学びを得ることを意味します。
勉強して、どっぷり仕事しているだけでは、どんどん視野が狭くなっていってしまいます。
少なくとも僕は、前提条件やありたい姿を端折って「どうやって売上上げるんだ!?」とか「いかに目標を達成するのか?」という話に終始することでだんだんと人が人に見えなくなっていったことがあります。(というか、今もなります)
人を人とも思わずに派遣サービスを展開することが苦痛ではない人はまだいいのですが、苦痛だと思っていても、そうなってしまう不思議な力があります。
そして、一瞬は楽になった気になるのですが、ふと立ち止まった時に自分の仕事が嫌いになってたりするのです。
人を人として見なくなったのも、不誠実な営業を始めたのも、必要ない人に売りつけているのも、まぎれもなく「あなた」です。
そんな自分を俯瞰的に認識して、ありたい姿で仕事をしたり、誠実に仕事をするためにも会社や業界内だけのつながりではなく、社外で(できればビジネス文脈の)コミュニティに所属したり、勉強会などで積極的に交流するのが、非常にオススメです。
自分をアップデートしていきましょう。
最後に
今日は「栄養を取り続けなければ、最前線にはいられない」というテーマで常に自分をアップデートする大切さについてお話ししました。
今日は第一章の最後のnoteでした。
なんか、すげぇコスパ悪い感じだけどw、僕らの仕事はなんだかんだと努力したほうが楽になるよ。というちょっとマッチョな第一章でした。
次回は、またまたどうしてもマッチョになりがちですがw「第二章 人材派遣営業が守るべき10の掟」というテーマでお伝えします。
これも、楽になるための鉄の掟という一見矛盾に溢れた内容ですが、きっとお役に立てるのではないかと思いますので、お付き合いいただけますと幸いです。
では、また!
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