人材派遣営業の教科書 第二章 人材派遣営業が守るべき10の掟 ③「目の前の相手を主語にする」
こんにちはー!
人材派遣営業の教科書の第二章である「人材派遣営業が守るべき10の掟」の3つめの掟です。
無理なく、持続可能な人材派遣営業を提唱する私による、鉄の掟が10個という矛盾に溢れたマッチョなテーマの第3弾をお送りします。
Give&Give、そしてGive
以前の「人材派遣営業のコツ」シリーズのマガジンで↓の記事を書きました。
Give&Give、そしてGive。そしてそのあとマネタイズ。
という内容でした。
とにかく先にクライアント企業にGiveをしましょう!というものです。
今日はそれを具体的に、実行するために、そして、人材派遣営業としてさらに評価の高い営業になるための考え方をお伝えします。
お客様を主語にせよ
永続的に顧客を獲得し、支持され、ブランディングしていくためには「顧客視点が大切である」ということが大切という話は嫌になるほど耳にします。
それでも、ずっと言われ続けるのは、顧客視点でいることがとても難しいからです。
私たちは、人材派遣サービスで、○○円売りたい。
私たちは、派遣終了からのリピートを〇%上げたい
私たちは・・・
これでは、お客様は離れていくし、
お客様は、どうしたら私たちの人材派遣サービスを使いたくなるだろうか
お客様は、どうしたら契約終了後も私たちに依頼をくれるだろうか
お客様は・・・
こう考えると、お客様に信頼してもらうために、お客様が自社を使っていただけるために、という視点でサービス展開ができて「お客様にとってなくてはならないサービス、会社、営業」に近づいていきます。
これは、まさにお客様へのGiveと言えます。
なので僕は、「Give&Give&Give」を具体的な行動に落とし込むなら
「お客様を主語にする」
ということが一番わかりやすい行動指針だと考えています。
お客様…だけですか?
ですので、お客様を主語にして考えて行動し、提案していれば素敵な人材派遣営業に近づくことは間違いないです。
が、ここで気になるのが2つ。
1つは、お客様って誰・・・?ということです。
人材派遣は派遣労働者と派遣先企業と派遣会社が三角形になっているサービスです。
派遣スタッフは派遣会社の雇用する労働者であり、広義で言えば、人材派遣営業であるあなたと同じです。
でも、人材派遣サービスは、世の中の他のサービスよりも、働いている方のパフォーマンスや定着がサービス品質に密接にダイレクトに影響します。
役務の提供だからです。
サービス品質に大きく影響するという意味で言えば、派遣スタッフというのはお金を直接的に生み出してくれている存在であり、↑の三角形に示せるように派遣先とともにサービスそのものの一部となっており、派遣先がお客様なら、派遣スタッフも限りなくお客様に近いです。(もちろん、厳密にはお客様というより、働く仲間です)
そう、見方を変えると人材派遣営業には派遣先と派遣スタッフというお客様がいるのです。
そして、2つめの気なるポイントは・・・お客様だけでいいの?ということです。
人材派遣営業の中で、(全くいないとは言いませんが)すべてを自分で賄っている人は少ないと思います。
登録担当が別にいれば、自社に登録している派遣スタッフに自分が担当する仕事を紹介し、採用してもらえるかどうか?
派遣スタッフのフォロー担当がいれば、手厚く、定着するようサポートしてもらえるかどうか?
プロならやれよ。と言いたいところですが、僕たちは人間です。
気持ちよい仕事、良い仕事ができる相手のほうがモチベーション高く仕事ができます。
より少ない労力で、より貢献しようと思えば、社内で応援してもらえたり、気持ちよく良い仕事ができる対象だと理解してもらう必要があります。
どうするか?
それこそが、Give&Give!です。
また出てきました!w
社内の仲間や派遣スタッフにGiveをしてもマネタイズのタイミングはありません。
しかし、Give&Give、そしてGive。からのGivenです。
社内の仲間からTakeをしてしまうと、継続的に成果を上げ続けるのはとても難しくなります。
目の前の相手を主語にする
①お客様は派遣先だけではなく、派遣スタッフも。
②社内の仲間にもGiveしたほうがいい。
こういった理由で、人材派遣営業として成果をあげたければ、貢献したければ、
「目の前の相手を主語にする」
ことがとても大切です。
お客様だけではなく、常に目の前の人にGiveから始めることができるように、目の前の人を主語にして考えていきましょう。
ついでに自分の上司や自社の偉い人を主語にして行動することができれば、出世も早くなるかも・・・?
最後に
今日は、人材派遣営業の教科書の第二章として「人材派遣営業が守るべき10の掟 ③「目の前の相手を主語にする」というテーマで誇りをもって人材派遣営業を続けるための考え方をお話ししました。
次回は、10の掟の4つめとして「社内営業に本気を出す」というテーマで解説します。
では、また!
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