空雨傘のフレームワーク、最強説
こんにちはー!
今日のnoteは「空雨傘のフレームワーク、最強説」というお話です。
フレームワークってあんまり使わないよね
皆さん、大人になったら意思決定、分析、問題解決・・・そんな文脈の本を読みますよね。
そして、フレームワークと言うものに出会うはずです。
ロジックツリー、3C分析、バリューチェーン、ピラミッドストラクチャー、SWOT分析、4P分析・・・
出会った瞬間は、「何と素晴らしい!これで思考が整理できるぜ!」って思いますよね。
・・・でも、ほとんど使いませんよね?
えっ?使う・・・?そうですか。
あなたはもう、このnote読まなくていいですw(実際、使う人と使わない人、どっちが多いのでしょうか?)
僕は、本当に使いませんでした。
フレームワークに出会って20年なのに。
どうしても煮詰まったときに本を読んで、(違う本で)またフレームワークに出会い、思い出したように使う程度です。
唯一、めちゃくちゃ使うフレームワーク
そんな僕が、唯一使い続けているフレームワークがあります。
たった一つのフレームワークを毎日使っています。
それは・・・
「空・雨・傘」
のフレームワークです。
これは、「空を見たら曇っている(事実)→雨が降りそうだ(解釈)→傘を持っていこう(行動)」というロジックを型にしたものです。
初めて知った人はいますか?
・・・当たり前やんけ!何言ってんの!?って思いませんでした?
僕は初めてこのフレームワークを知ったとき、「いや、バカにしてるやろ。」と思いました。
(報連相を初めて聞いたときは、もっと思いました)
ところが、僕はこのフレームワークを毎日使うようになります。
説明でも、思考整理でも
この「空・雨・傘」ですが、めちゃくちゃ使えるんです。
まず思考整理。
事実をもとに考えていると思って生きてきましたが、案外そうでもないです。
事実と解釈と解決策を分けて考えないと、いつの間にか矛盾した二つの考えがごちゃまぜになっていたりします。
「これから、このビジネスは伸びないはず」という解釈をしていたはずなのに、いつの間にか真逆の解釈でしかない矛盾だらけの解決策を生み出してしまうことは意外と日常茶飯事です。
そして、何より相手に話を伝える時。
事実と解釈を分けろとは良く言いますが、それを自然と実践できる効果があります。
「空・雨・傘」を意識していないと、自分が言った空(事実)とは全く関係ないことを話してしまうことがあるのです。
しかも頻繁に。
例えば、営業現場において、訪問から受注になる確率が低いという話をしていたのに、結論が「訪問件数を増やしましょう。」とか「商材を増やしましょう。」とかになることがあります。
もちろん、訪問から受注になる確率を上げることが難しいとなれば、そのような結論もあり得ますが、多くの場合、前提になっていた空(事実)や雨(解釈)がごちゃごちゃになっていることが多いです。
「曇ってるから雨降るかもしれないし、傘持っていこう」そういうとアホみたいな話なのですが、このフレームワークは強烈に意識する価値があります。ビジネスがスムーズに進むようになります。
特に、ビジネスの現場に慣れながら、色々と身に付けないといけない新人時代にお勧めです。一気にいろいろな物事が整理でき、成長のスピードが上がります。
また、「空・雨・傘」で報告や提案ができていれば、それだけで頭50個分は他の新人をリードできるはずです。
実際、僕は新人教育の中では「空・雨・傘」で考えるとか、「事実・解釈・展望」の順でそれぞれを分けて説明したほうが良いとかばかり言っています。
最後に
今日は「空雨傘のフレームワーク、最強説」というテーマでお話ししました。
僕が会社員生活20年で唯一使っているフレームワークだから最強!という独断と偏見に満ちた内容でしたw
でも、とにもかくにも「空・雨・傘」がお勧めです。
僕は仕事が本当にやりやすくなりました。
皆さんも、騙されたと思っていつも使ってみてください。意外と「空・雨・傘」で説明できてなかったり、考えることができていないことがあるものだなと思ってもらえる気がします。(特に結論ありきみたいなことは多い)
では、また!
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