本当の社内営業とは、何か?
皆さん、こんにちはー!
今日のnoteは「本当の社内営業とは、何か?」というお話です。
社内営業とは、応援されること
営業パーソンの皆さん、社内営業って大切ですよね。
円滑で効率的に仕事を勧めたり、社内の別の部門から協力を得て顧客のニーズに答えたり・・・大きな仕事をしていくにも、非常に重要だと言えます。
・・・って、言いたかったのですが、どうやら、少し違う様子。
何と!株式会社日立ソリューションズが行った意識調査によると、「社内営業をしたことがある」と答えた人は6.6%、「社内営業をしたことがない」と答えた人が93.4%という結果になっています。また、社内営業が必要か否かという質問に対しての回答では、「必要」と答えた人は8.2%、「あったほうが良い」が15.4%となり、社内営業の必要性を感じる人は2割弱という結果になっているのです・・・!
・・・・えっ?そうなの?と驚きながら、↑リンクを見てみると、否定的な意見は以下の通り。
「自分は好きでないが、上司にごまをする人は必ずいる」(26歳/男性/自動車関連)
・「やっている人を見ると、腹黒そうに思ってしまうけど、処世術としてはできた方がいいと思う」(26歳/女性/金融・証券)
・「どうしても必要ならばお酒も付き合うが、最低限に済ませたいのが本音です」(27歳/女性/商社・卸)
・「社内営業をするくらいなら、資格の勉強など自己研鑽(じこけんさん)に励むべきだと思う」(27歳/男性/不動産)
・「ほどほどにしないと周りの同僚から冷たい目で見られる可能性もある」
どうやら、社内営業という行為が、ゴマすりやノミュニケーションのように捉えられている様子です。
社外営業は、社外へのゴマすりと接待だと思ってるのか・・・?と突っ込みたくなりますが、社内営業への誤解を感じます。
ここに断言しておきますが、社内営業とは
「社内への課題解決を通じて、応援されること」
です。その応援で、さらに社外に貢献するのです。
ちなみに、社外営業も意味合いは一緒です。
社内営業への誤解
この意識調査を見て、なるほどなーと思うのが、社内営業をおろそかにしていたり、社内営業をメンバーへのゴマすりだと思っている人は、あと一歩な感じがすることです。(僕は、こんなことを言っていい立場ではない)
言い換えれば、社内営業をおろそかにするのは、数字への責任感もあるし、顧客の課題解決への意識も高く、コミュニケーション力もある、十分にプロフェッショナルの営業パーソンと言えるのに、あと一歩、トップセールスとして、もしくはマネージャーとして突き抜けられない人に共通する特徴であると言ってもいいかもしれません。(僕が言うことではない。イマイチ営業のクセに。)
そういう方は、責任感が強いけど、ベクトルが自分に向いてしまっています。
目の前のメンバーのために何かをするのではなく、自分(もしくは自分の顧客)がスムーズに仕事するために、メンバーを気持ちよくさせて、利用しようとしてしまっているのです。
それは、決して、社内営業ではありません。社内詐欺ですw
よくあるパターンですと、最初は、「アシスタントさんのおかげで、良い営業ができているよー」とか、「部長のおかげで、今月は目標達成できました!」とか言ってますが、ちょっと自分にストレスがかかる状況になると、「お客様に責められるのは、自分なんだから、もっと〇〇してくれないと!」とか「最終的に数字の責任は、営業にのしかかってくるのだから×××してよ!」とか言い出します。
社内営業とは、「社内への課題解決を通じて、応援されること」でしたね。
こんなこと言っている営業が応援されるわけがないです。
なぜなら、ダサいから。
社外で営業として応援されるには、熱意や志が大切です。知識や経験、サービスによる貢献度合いも重要かもしれません。
しかし、社内は同じチームなので、熱意や志、知識や経験は、顧客や社外へ向けるほどに大切ではなかったりします。社内営業ではもっと大切なことがあります。それは、
「ダサくないこと」
です。
・・・いや、「カッコイイこと」と言ってもいいかもしれません。(本当に、僕はこんなことを言って大丈夫なのか・・・自分はダサくないのか・・・?)
カッコよくあれ!
社内営業というのは、ゴマすりではないのです。
社内営業の本質とは、自分に向かいそうなベクトルを、外側に向けて、社内のメンバーが気持ちよく働けるように全力を尽くすことなのです。
社内に「最終的に責任は、営業にのしかかってくるのだから×××してよ!」とか言ってないで、「責任は私が取るし、何かあったら全力で謝罪したり、リカバリーするから、思いっきりやって欲しい!」って言ってください。
メンバーが迷ってたら、「売上のこととか考えすぎないで、何がお客様のためになるかを考えて決めてください。何かあったら私が、なんとかするので!」って言ってください。
まぁ、別にすごくカッコイイとは言わないですが、少なくともダサくはないです。
で、社内では、少なくとも、ダサいヤツは応援してもらえません。
そして、今のところ、ダサいヤツが大量発生しているので、(顧客の前では)会社の代表であるという自覚を持って、社内でも、堂々と営業できる人(社内に向けて、照れずにギブできる人)は、それだけで応援してもらえる可能性が高いです。
僕が考えてる社内営業とは、こういった行為であり、本気で社会貢献したいと思ったら、資格の勉強や自己啓発の5万倍くらい大切だと思います。
最後に
今日は、「本当の社内営業とは、何か?」というテーマでお話ししました。
本当の社内営業とは、
「社内への課題解決を通じて、応援されること」
であり、そのためにも、カッコよくあれ!という内容でした。
いかがでしたでしょうか。
もしも、社内営業に、ゴマすりや処世術のようなイメージを抱いてしまって、ないがしろにしてしまっているのであれば、すごく勿体ないと思います。
斜に構えないで、全力で社内で応援される営業パーソンを目指していきましょう!
では、また!
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