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マネージャーは嫌われるものだと開き直ってはいけない #1199
お元気ですかー?
今日は「マネージャーは嫌われるものだと開き直ってはいけない」というテーマでお話しします。
友人がマネージャーに就任したため、エールを込めて今日から3回連続でマネージャーがやらないほうがいいことシリーズを書いてみたいと思います。(どっかで書いた気もしますが)
嫌われるのが当たり前だと開き直っている
まず、よく耳にする&めちゃくちゃダメなのが「マネージャーは嫌われて当然だから」というセリフです。この考え方を持つマネージャーは、厳しい指導や要求をすることが多く、それが部下に嫌がられても仕方がないと割り切っているのかもしれません。確かに、すべての部下に好かれることは難しいですし、時には厳しい判断を下さなければならない立場でもあります。
しかし、「嫌われるのが当たり前だ」という態度で開き直るのは、非常に危険です。たとえ、それが真理だとしても、嫌われることを開き直っている人間というのは相手と向き合う粘りや努力を失いまうし、何よりメンバーから軽蔑されるリスクが高まります。自分に嫌われると思って接してくる人を尊敬する可能性は低いですよね。
結果的にマネージャーはメンバーに嫌われる勇気が必要ですし、実際に嫌われることもあるでしょう。しかし、初めから嫌われる前提だと、部下から尊敬されなくなり、信頼を失う可能性が高まります。
嫌われてもいいけど、尊敬はされなくてはなりません。
仕事はメンバーのほうが詳しくても、その姿勢は尊敬されなくてはなりません。
好かれなくてもいいが、軽蔑されたり尊敬されないのはよくない
マネージャーとして、すべての部下に好かれる必要はありません。むしろ、全員に好かれようとすること自体が非現実的であり、逆効果になることもあります。しかし、軽蔑されたり、尊敬されなくなることは避けるべきです。マネージャーが軽蔑されるような態度を取ると、部下たちはそのマネージャーに対して信頼感を失い、結果として指示を真剣に受け止めなくなります。
尊敬されていないマネージャーのチームの業績は・・・僕の知る限り伸び悩みます。
例えば、ある企業で働いていたときの話です。その企業には、部下たちから軽蔑されているマネージャーがいました。彼は自分が正しいと思うことだけを押し通し、部下の意見や感情を無視していました。(聞いているふりはしていたがそれもばれました)
その結果、部下たちはそのマネージャーに対して敬意を失い、指示を受けるたびに嫌々従うようになっていました。さらに、そのマネージャーは「俺のやり方が正しいんだから、部下がどう思おうと関係ない」と公言していました。これは、マネージャーとしての責任感を放棄している態度です。
部下がついてこないのは、そのマネージャーが単に嫌われているだけではなく、尊敬を得られていないからです。尊敬されないマネージャーの指示や方針は、部下にとってただの押しつけに過ぎません。結果として、チーム全体のパフォーマンスが低下し、目標達成が難しくなります。(そして、そのマネージャーがいないところでは、聞くに堪えない陰口が横行したりします)
マネージャーとしての在り方を見直す
あなたのこれまでのマネージャーが全員嫌われていたとしても、「嫌われるのが当然」と考えるのはやめましょう。
マネージャーとしての在り方を見直すことは非常に重要です。メンバーから好かれることを最優先する必要はありませんが、メンバーからの敬意を得るためには、まず自分自身がしっかりとしたリーダーシップをメンバーにも、自分にも発揮することが求められます。特に、以下4点当たりを意識することから始めるのはいかがでしょう。
部下の意見を尊重する
部下の意見や提案をしっかりと聞く姿勢を持つことが大切です。部下が自分の考えを自由に表現できる環境を作ることで、信頼関係が築かれます。ただし、決めるのはマネージャーであるあなたです。意思決定から逃げるマネージャーも軽蔑されます。自分の行動に責任を持つ
マネージャーとしての行動にはチームへの責任が伴います。メンバーがチームを預けるに足ると感じられるよう、自分の言動に責任を持ちましょう。フィードバックを大切にする
メンバーが成長できるよう、適切なフィードバックを提供することが重要です。フィードバックは、ただ叱るのではなく、改善点を具体的に伝え、サポートする姿勢を持つことが求められます。はじめは自分の見解やポジションをとることに恐怖を感じるかもしれません。でも、その恐怖は正常だと思います。間違わないのは無理ですが、間違ったフィードバックが減るように学びましょう。自己反省を忘れない
自分の行動を定期的に振り返り、改善点を見つけることも大切です。自分が部下に対してどのように接しているかを常に意識し、必要な時には自分を変える勇気を持ちましょう。
最後に
今日は「マネージャーは嫌われるものだと開き直ってはいけない」というテーマでお話ししました。
友人へのエールなので、僕ができていないことは棚上げして、自分も頑張らなきゃなという意味で書きましたので、僕の近しい方からのクレームは受け付けませんw
次回の上司が避けるべきシリーズは「おまいう」と言われない!です。
では、また!
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