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リソース配分の僕ルール #1280
お元気ですかー?
今日は、僕が昔「空港に迎えに行くな」と言われて怒られた話を通して、リソースの配分について学んだことをお話ししようと思います。富山で仕事をしていた時のことですが、当時は「なんでだよ?」と思っていた指摘も、今なら腑に落ちるようになりました。
富山で空港に迎えに行って怒られた話
昔、富山で営業していた時、東京からの出張組が来ると聞いて「迎えに行くか!」と思い立ち、車で空港まで向かいました。距離にして車で片道20-30分ほど。迎えに行ってあげたほうが親切だし、コミュニケーションも取れるから良いんじゃないかと考えたんです。しかし、帰社してから上司にこっぴどく怒られました。
「お前の給料の方が高いんだぞ。タクシー使わせろよ!」
正直、そのときは「え、なんで?」と思いました。僕の人件費は既に発生しているわけだし、追加のタクシー代より安いんじゃない?と。でも今になってみると、このとき上司が言いたかったのは「リソースを効率的に使え」ということだったんだと理解できました。
マネジメントをする立場になって気づいたこと
その頃は23歳。その後、僕もリソース配分を考える立場になって、ようやくその意味がわかりました。たとえば、お客様に1時間かけて書類を届けるためにわざわざ自分が出向くのではなく、郵便を使うべきだという判断には違和感がないと思います。
空港に迎えにいくこともまさに同じロジックです。現場で動いていると、どうしても「手間だけど、直接行ったほうが確実かも…」と考えがちですが、その分、ほかの仕事ができなくなる。マネジメント側に立つと、このリソース配分がいかに重要かが痛感されます。
そして、プレーヤー側も、その時間を無駄遣いせず、本来生み出すべき価値と向き合うようにすることが大切かと思います。
どこが境界線か?
では、全ての業務において、外注できるものは外注して、自分の仕事に集中した方がいいのでしょうか?
理論上はそれで間違いないのですが、お金が潤沢にあるとは限りません。また、それを極めると事業に必要な人物金を集めてくることがメインとなり、ただの社長です。
僕は現場のプレーヤーはまさに富山時代の上司が言った「自分の給与より高いか安いか」という基準で自分でやるかを決めるのがバランスがいいと考えています。「自分(やメンバー)の時給よりも安く外注できるのであれば、基本的に外注する。そうでないなら自分で対応することも考える。」というのがリソース配分のマイルールになっています。
最後に
リソースは限られている以上、配分の仕方で成果が大きく変わります。そしてマネージャーだけでなく、自分自身の時間や人件費も「リソースの一部」だと認識し、どこで使うべきかをしっかり考えることが大切です。(僕はできませんでしたがw)今では当時の上司の言葉がよく理解でき、教えてくれたことに感謝しています。みなさんも、自分のリソース配分について考えてみると新たな気づきがあるかもしれません。
ちょっと補足ですが、僕はプライベートでは「遠くのスーパーで安い卵買いに行くのは無駄だ」とかは思わないタイプです。↓
では、また!
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