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Bioracer Dream Team2024について

2023年の第19回Mt.富士ヒルクライムでシルバーリングを獲得してから、2024年についてはどうすべきか迷っていました。単独走で71分だったからトレーニングを積んでトレインに乗れれば、とか、さらに体重を落とせばPWRは上がるから、など色んな事を考えながら、とりあえずトレーニングを続けていました。しかし、2023年9月に落車で右鎖骨を骨折してしまい、術後直ぐにローラートレーニングには復帰しましたが、フックプレートのせいでハンドルが握れない状態に…。なかなか実走が出来ずに大きなストレスと不安を抱えていた時に、ふと目にしたのがBioracer Dream Teamのホームページでした。


Bioracer Dream Team

Bioracer Dream Teamは「夢や目標に向かって挑戦する人」が集まったチームで、第17回Mt.富士ヒルクライム大会が最初の立ち上げとなり、今回で4期目となります。
ドリームチームの事はにんにんさんのyoutubeで知っていましたが、自分とは関係のない、遠い世界の話だと思っていました。2023年の富士ヒルEXPOではドリームチームのステージを観る機会がありましたが、メンバーの皆さんが本当に輝いていて眩しかったのを覚えています。

Bioracer Dream Team 2023

ブロンズリングやシルバーリング獲得については、youtubeやネットでの情報を頼りに何とか一人で目標を達成できましたが、ゴールドリング獲得はあまりにレベルが高すぎて、雲を掴むような話でした。それこそ今までとは全く異なる異次元の取り組みが必要で、そこで思いついたのがドリームチームへの応募でした。ドリームチームは「夢や目標を持ち、それに挑戦する人が集まったチーム」なので、チームの一員として走ることができれば、それが目標の実現に向けて大きな心の支えになると考えたからです。

応募に向けて

応募開始が2024年1月13日で、その日は抜釘手術の翌日でした。入院中に頭の中で考えていた応募目的をテキストにまとめ、結構な長文(905文字)となってしまいましたが、それをフォームに貼り付けて応募しました。書いた内容は以下の通りです。

  • ロードバイクを始めたきっかけ

  • 富士ヒル参加履歴(完走からブロンズ、シルバー獲得の詳細)

  • 応募理由

目標については70分切りにするかゴールドリング獲得にするか散々迷いましたが、目標は大きく!そしれそれを宣言して自分を追い込もう!という事で「ゴールドリング獲得」を掲げました。

選出の連絡

選出の連絡はXのDMで、仕事からの帰宅途中にありました。家のすぐそばまで来ていたので、帰って直ぐに確認し、妻に報告。妻も子供達も一緒に喜んでくれ、本当に嬉しかったです。

ドリームチームメンバーについて

選出されたメンバーは以下の通りです。

  • なすぴーさん

  • 大賀道博さん

  • たっくみんさん

  • はるかさん

  • 松田広無さん

  • 星狐さん

  • コンドルさん

  • 最強ヒルクライマーさん

  • ひっしーさん

  • takinaさん

  • おだえりさん

  • ぱおみさん

  • はなまるさん

  • まさトゥーさん

  • にんにんさん(オフィシャルパートナー)

  • えーぞうさん(オフィシャルパートナー)

Bioracer Dream Team 2024
明るく元気なメンバーがチームを盛り上げる

スタッフの方やメンバー間の連絡はSNSで行い、オフィシャルパートナーのえーぞうさんとにんにんさんがドリームチームの経験者としてチーム運営のサポート役を担ってくれ、様々な疑問に答えてくれました。また、毎週木曜日には親睦を深めつつトレーニングが出来るよう、ボイスチャットをしながらのZWIFTでの朝練、夜練を企画してくれました。こちらは星狐さんが対応してくれ、ボイスチャットではなすぴーさんが司会者のように話を回して楽しませてくれました。メンバーそれぞれの練習への取り組み方法やロードバイクに対する考え方、楽しみ方などを聞くことができ、私にとって毎週木曜日の練習(ドリチ錬)は楽しみの1つでした。

試走会

4月29日の試走会で初めてメンバーと顔を合わせましたが、多くのメンバーとドリチ錬で既に話をしていたので、「初めまして」という感覚はありませんでした。また、前日に現地入りしたメンバーはなすぴーさん主催のBBQで既に親交を深めていたので、試走会でのメンバー間の雰囲気は本当に良くて、楽しかったです。5合目では一緒にお弁当を食べ、お互いに冗談を言い合いながら楽しい時間を過ごしました。
一方で追いこみ過ぎたのか試走会では満足した走りが出来ず、そのあとのハルヒルでは昨年よりも遅いタイムになるなど、走りについては悩み苦しむ毎日でした。そんな私を気遣ってか、練習に誘ってくれるメンバーもいれば、個別に連絡をくれて相談に乗ってくれるメンバーもいて、精神的にも支えてもらい、感謝しかありません。

試走会の様子
試走会後

広がる世界

大会後も一緒に走りに行ったり、SNSでの繋がりも続いていて、自分の世界が大きく広がりました。ドリームチームのジャージを着て走っていたら、2023年度のドリームチームメンバーと偶然遭遇するなど、面白い出会いもありました。ドリームチーム以外でも、同じショップでお世話になっている縁で、あげおNCサイクルの賢治さんとザニアんさんお二人とライドする機会にも恵まれました。

最強ヒルクライマーさん、わさびいぬおさん、たっくみんさんと
あげおNCサイクルの賢治さん、ザニアんさんと

ドリームチームに選出されたことで、人と一緒に走る事の楽しさを知れましたし、目標に向かって頑張っているメンバーからは大きな勇気を貰いました。速い人たちのトレーニング量や質の高さを知ってそれらをメニューに取り込んでみたり、大きく成長できたと思います。
目標を宣言し、その実現に向けて努力を続け、悩み迷走し、自分を追い込み過ぎたりと、辛い事もありましたが、それらを含めて良い経験が出来たと思います。ドリームチームでの活動は、私にとって本当に夢のような時間でした。
もしこれを読んでドリームチームに興味を持った方がいたら、是非来年応募してみてください。世界が大きく広がって、もっとロードバイクが楽しくなりますよ。

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