見出し画像

定年後に後悔しないためにやるべきこと

この記事を読んでほしい人

・定年前の50代の人で60歳以降の進路に悩んでいる人

・人生100年時代に高齢者としてどう生きるか決まっていない人

筆者プロフィール

・59歳。キャリアコンサルタント資格取得を決意し60歳でキャリアコンサルタント資格取得

・定年退職後。これまでのメーカー法人営業から就職支援の仕事に再就職を果たす。


1、これからの人生のテーマを決める  

 これまでは会社のため家族のために自分を犠牲にして働いてきた人が多いと思います。これからはそれらから開放され自分のために生きることができます。

これからの人生のテーマを決めてみませんか。

私事ですが、これまではメーカーの法人営業として「会社と会社をつなぐ」役割を担ってきました。

これからは就職支援の仕事を通じ「人と会社をつなぐ」役割を担っていこうと決心しました。

「人と会社をつなぐ」ことがこれからの私のテーマです。

2、仕事に対する方向性を決める

1)60歳から65歳

2)65歳以降

3)70歳以降

年齢の三段階で方向性を決めましょう。

・今までの会社に残る(再雇用)

・別の会社に再就職する

・起業する

・生涯現役で活躍する

・仕事はせず悠々自適に送る

まだまだ働きたい人は多いと思います。人によって年金の額や貯蓄額が違います。また子供の教育費がかかったり住宅ローンが残っていたり様々です。

まずは自分が仕事に対しどうしたいかを考え方向性を決めましょう

 3、定年後の収入・支出のシュミレーションを行う

方向性が決まれば、これから先の収入と支出のシュミレーションを行いましょう。

パソコンで100歳までの年ごとの収入と支出そして貯蓄額の表を作成してみましょう。細かい数字を入力しなくても大丈夫です。概算で構いません。

画像1

収入を確認する。

収入は給与、年金になります。

給与収入は60歳以降は激減しますので覚悟が必要です。

公的年金の受給開始年齢は、原則65歳からです。 以前は60歳から支給されていた厚生年金は支給年齢が段階的に引き上げられ、昭和36年4月2日以降生まれの男性、昭和41年4月2日以降生まれの女性は一律、65歳からの支給となっています。

金額がわからなければ年金事務所へ行けば教えてもらえます。年金証書、振込通知書、年金手帳や被保険者証といった、本人であることを確認できるものをお持ちください。

支出額を確認する。

老後の夫婦二人の生活費が月に約22〜24万円と言われています。

その他に住宅ローン、子供の教育費、子供の結婚費用、リファーム代、車の車検など予想されるものを入れていきます。

老後生活費に不足する金額を知る

収入と支出と貯蓄額を知れば老後生活費に不足する金額がわかります。

その金額に応じて対策を考えていきましょう。

 4、支出を減らす 

収支のシュミレーションができたら問題点がわかります。

何歳でお金が不足しているとわかれば事前に対策を打ちましょう。

収入を増やすことは大変ですが、支出を減らすことはすぐにできます。

まず無駄に支払っているものがないか確認しましょう。1ヶ月の支出を分析し減らすことができるものから手をつけましょう。

例えばスマホ代です。格安スマホにすれば場合によっては月に5,000円くらいは節約できます。 

新聞などもスマホでニュースが見れますので止めても困りません。

 5、副業で収入を増やす

会社の給料が頭落ちであれば副業をはじめましょう。

ピザスクなどに登録してこれまでの経験を活かすことができます。


家に空いたスペースがあればAkippaで駐車場を貸し出す方法もあります。

✅上記以外でもいろいろ手軽にできる副業があります。副業の教科書という書籍を紹介します。

 6、 体の悪いところを治す

ハッピーな生活を送るにはお金も大事ですがやはり健康第一です。

健康診断で要管理の人はまずご自身の悪いところを治しましょう。

お酒が好きで肝臓が弱っている人はすぐにお酒を止めましょう。

運動不足でメタボの人は会社へ行くときに一つ手前の駅で降りて歩きましょう。

お金をかけずに健康になる方法はいくらでもあります。

歯の悪い人は定期的にメンテナンスに行きましょう。

放っておくと入れ歯やインプラントでしか対応ができなくなります。

インプラントは1本40万円くらいしますので定年後収入が減ってからの治療ではダメージが大きすぎます。

 7、趣味をもつ

これまで仕事一途にきた人は趣味がありません。定年後は自由な時間が増えます。趣味のない人は定年前から趣味を見つけましょう。

若い時にやってたことを再開するのもよし。新たに始めるのもよし。

子供のころを思い出し夢中になっていたことを思い出しましょう。

 8、居場所づくり 

会社が居場所だという人は多いと思います。

会社以外の自分の居場所を作りましょう。

ゴルフ仲間、ボランティア、サークル、飲み屋etc

家庭以外の居場所をつくり、人との関わりを持つことがボケ防止にも繋がり楽しい老後を送ることができます。

 9、家事をする

これまで家事を奥さんに任せ何もしてなかった人は家事にチャレンジしましょう。

洗濯、掃除、料理などできることから始めましょう。

特に料理はもし奥さんに先立たれたり、熟年離婚されてしまったら困りますので定年前からできるようになっておくべきです。

最近ではインターネットで検索すればどんな料理でもレシピや作り方の情報がありますので是非挑戦してみてください。

家事をすることで夫婦円満にもつながると思います。 

まとめ

定年したあとで後悔しないためのやるべきことをまとめました。

1、これからの人生のテーマを決める

2、仕事に対する方向性を決める

3、定年後の収入・支出のシュミレーションを行う

4、支出を減らす

5、副業で収入を増やす 

6、 体の悪いところを治す

7、趣味をもつ

8、居場所づくり

9、家事をする 

生きがいを持ち、ほどほどのお金があり、健康で、一緒に遊んだり話をする仲間がいて、夫婦円満。

これまで会社のため家族のために頑張ってきたのですから定年後はゆったりとのんびり暮らしていければいいと思います。

これから定年を迎える方のご参考になれば幸いです。




 

 



いいなと思ったら応援しよう!