【キャリコン勉強】カウンセリングの理論(家族療法)
今日は何の日
2月26日 脱出の日
1815年、流刑されていたナポレオンがエルバ島を脱出、パリに向かった。嫌なこと、つらいことなどからの脱出を目指して頑張る日。
1936年(昭和11年)2・26事件。陸軍・皇道派の青年将校らが国家改造を要求しクーデターを起こす。高橋是清蔵相らを殺害し、首相官邸などを占拠した。
家族療法の概要
家族を対象とした心理療法の総称。 1950年代より欧米を中心に発展してきた精神療法・心理療法である。
日本の主な理論家 平木典子、吉川悟、東 豊
家族の問題には、貧困問題、ドメスティックバイオレンス(DV)、子育て問題など、家族だけでなく、学校や地域、社会、文化、歴史に関わる問題を扱います。
システムズアプローチ
家族を、個々の成員が互いに影響を与えあうひとつのまとまりとして考える。
そのため、家族成員に生じた問題は、1人ひとりの原因に起因するものではなく、互いに影響を与え合う中で、問題を維持する原因と結果の悪循環を描いていると考えていく。
そして、問題を抱えた人を、従来のクライエントという呼び方ではなく、家族を代表して問題を表現している人という意味で、IP(Identified Patient;患者と見なされた人)と呼ぶ。
まとめ
家族の様々な問題はなぜ起こるのでしょうか。
身内なのに仲良くできない。外では温厚な人なのに、家では怖い人になってしまう。自我が出てしまいわがままになってしまう。相手のことを思いやらない。自分勝手。挙句の果てに暴力を振るう。など
いずれにしても親に問題があり、子供も影響を受けてしまうことが多いと思います。子供は経済力もなく、自立することが難しいため、家庭崩壊した家に居続けなければ生きていけないというジレンマがあります。
この家庭の問題は外部からは見えにくく、援助の手を差し伸べることが難しいという難点があります。それでニュースを賑わすような事件が起きてしまうのは本当に悲しいことです。
家族はお互い助け合って、その家族が次の世代へと益々繁栄するよう生きていきたいものです。