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【キャリコン勉強】キャリアカウンセリングの理論(クランボルツ)

今日は何の日

3月3日 ひな祭り
女の子の健やかな成長を願う伝統行事。女の子のいる家では、ひな人形や調度品を飾り、白酒・菱餅・あられ・桃の花などを供えてまつる。桃の節句。

クランボルツ

1928年 - 2019年 アメリカ 教育心理学者。専門はキャリア論。1999年に計画的偶発性理論を提案した。

理論の概要

職業選択やキャリアの意思決定に影響を与えるものは主として4つあるとした。

1)先天的な資質

遺伝的な特性が職業選択や将来のキャリアに影響する

2)環境条件や出来事

職業選択やキャリアの意思決定には、社会的、文化的要因も影響する

3)学習経験

①道具的学習経験ー直接経験による学習(やってみてうまくいったかいかないか)

②連合的学習経験ー観察学習(誰かの影響を受ける、親の仕事を見たり聞いたりする)

4)課題へのアプローチスキル(意思決定スキル)

人は各自、1)〜3)を組み合わせ、課題へのアプローチするスキルを使う

✅どのように自分自身の志向性(興味・価値観)や能力を認識するか

✅どのような職業情報や選択肢があるか

✅どのような目標を設定するか

ハップンスタンス・ラーニング・セオリー(計画的偶発性理論)

偶然の出来事をチャンスに変える5つのスキル(重要)

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覚え方:こうじじゅらくぼう

✅5つのスキルを使って、「プランド・ハップンスタンス」を作り出すことが、結果的にクライエントの「人生の質」を深めるものになる

キャリアコンサルタントが取り組むべきこと

1.クライエントの予測について話し合う

2.クライエントにとって大切なことを明確にする

3.予期せぬ出来事による成功体験を振り返り、行動力に繋げる

4.チャンスへの感度を上げる

5.行動の妨げを取り除く(行動を起こせない原因となる思い込みや役立たない信念)

まとめ

クランボルツの理論は、一言でいうと「とにかくやってみる事が大事」という考え方です。そして、未来は予測できないことだらけなので「私は将来この仕事に就く」というような計画は絶対視すべきでないと言っています。

今まさに、予測不能の世の中になっている中、職業選択は難しくなっていますが、様々な興味ある活動に足を踏み入れ、新たな経験に挑戦するためのスキルを身につけることが求められています。

クランボルツの理論と自身の体験談をまとめた記事もご覧ください。


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