【キャリコン勉強】カウンセリングの理論(ビネー)
今日は何の日
2月8日 針供養 縫い針を休め、折れた針を供養する日。豆腐やコンニャクに針を刺して、神社に納めて針仕事の上達を祈る。
アルフレッド・ビネー
特性因子理論家のビネーについて紹介します。
フランス生まれ 1857年- 1911年 心理学者
知能検査の創案者として知られる。
知能検査開発の背景
1905年 ビネーは、弟子のシモンとともに、フランス政府から要請を受け開発。
開発の目的:子どもたちの知的水準を見極め、遅れのある子どもたちに特殊教育を提供する。
目指す方向:家庭の社会的地位や経済状態・人種・性別などによる判断の偏りや主観性を排除し、客観的に知能能力を測定する。
功績:ヨーロッパから世界中に広まり、日本にも普及。心理測定や心理検査の分野において大きな影響を与えました。
特性因子理論の歴史
・特性についての研究は、人の知的側面から始まり、1930年頃には性格・興味・価値観などを含む研究へと発展。以降、膨大なアセスメントツールとして心理検査が開発されてきた。
・現在、心理検査は知性・性格・興味・価値観等の個人差を測定するためのツールとして様々なところで利用されています。
まとめ
キーワード:ビネー、知能検査、特性因子理論
知能検査は、誰しもが一度はやったことがあると思います。
学習テストの結果と同じように自分の点数が低いと自分が劣っているのではないかという優劣の判断してしまう可能性があるので、取り扱いには注意したほうが良いと思います。
人を測定し、優劣を判断するのではなく、その特性を判断するという趣旨を十分理解してもらい実施することが求められます。
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