【キャリコン勉強】カウンセリングの理論(ウィリアムソン)
今日は何の日
2月10日 ふきのとうの日 1993年、宮城県古川市の特産品を販売する「ふるさとプラザ」が制定。「ふ(2)きのとう(10)」の語呂合わせから、ふきのとうを早春の味としてPRしようというもの。
ウィリアムソン
1900年ー1979年 パーソンズの職業選択の流れをくむ。
1960年代にミネソタ大学で、パーソンズの特定因子論(talent-matching approach)を応用して、学生カウンセリングの草分けとなる学生キャリア相談所を創設しました。
指示的カウンセリング
5つのステップ
1)分析
問題を特定し、クライエントの情報収集を行う
2)統合
クライエントの情報を検討し、抱えている問題を明確にする
3)診断
クライエントの問題の原因を検討する
4)カウンセリング
クライエントが選択可能な行動や適応を示唆する
5)フォローアップ
カウンセリング後に支援が適切だったかを確認し、必要に応じてサポートする。
まとめ
ウィリアムソンは指示的カウンセリングを提唱しました。これまで養成講座で学んだカウンセリングはロジャーズの非指示的カウンセリングがメインで指示的カウンセリングは勧められませんでした。
ロープレでクライエントの問題を解決しようとするとそれは良くないと講師の方から指摘され、とにかく傾聴し、共感し、自己一致、経験の再現、意味の出現、意味の実現の重要性を教わりました。
ある時、先輩のキャリアコンサルタントの方とお話し現場ではどうなのかお聞きしたところ、ケースバイケースで対応しているとのことでした。
学生の就活相談などは、どんな会社があるのか、どの会社がいいのか、どうしたら内定とれるのかなど結論から求めてくることが多いのが実情だとおっしゃていました。そういう時は、非指示的カウンセリングより指示的カウンセリングになってしまうとのことでした。
いろんな場面で、その時のベストの対応が臨機応変にできるようにしていきたいものです。いずれにせよ相談者が満足し、納得のいくカウンセリングが第一なのかと思います。