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リアル宇宙兄弟:ARLISS体験記④ -ブラックロック砂漠に到着-

はじめに

ついに砂漠に到着しました!どうも、柴田です。本日は9月8日の出来事についてお話ししたいと思います。また、この記事を作成した前日の10月22日は「パラシュートの日」でもあり、日本人の宇宙飛行士として米田さんと諏訪さんが新たに認定されましたね。本当に嬉しいニュースです!これは、日本の宇宙開発がさらに成長していく大きなチャンスだと思います。そんな思いを込めて、この記事を書きながら、少しでも多くの方が宇宙に興味を持っていただけたら嬉しいです。これから、私が経験した宇宙関連の活動や、日々の学びを紹介していきます。


砂漠に行く前に準備すべき重要なアイテム

砂漠に行く際に必要なアイテムは2つ。まず、GPS座標を登録できる機器、次に大会運営やチームとの通信に使うアマチュア無線機です。これがないと砂漠に入れないし、安全も確保できませんが、専用機器は高価です。そこで、私たちが使った「Garmin Explore」アプリを紹介します。無料で信頼性も高いですが、砂漠では電波が弱いので注意が必要です。また、無線機は予備としてもう1台持つと安心です。無線機は通常、資格が必要ですが、ブラックロック砂漠では特別に資格なしでも使用可能です。ただし、日本など他の場所では、必ず資格を取得して使用しましょう。


9月8日(3日目)ブラックロック砂漠に到着!

9月8日、ついにブラックロック砂漠に到着しました!私たちが宿泊していたモーテルのあるファンリーから、砂漠の近くにあるガーラックという町までは車で約1時間30分かかります。

そして、ガーラックから砂漠の会場まではさらに30分。片道で2時間の移動が必要です。往復すると4時間もかかり、1日に500km以上走行します。6日間砂漠へ通うので、合計で3,000kmにも達し、これは北海道から沖縄までの距離に相当します。壮大ですよね。

ガーラックにも宿泊施設はあるのですが、英語で電話予約をする必要があり、かなり難易度が高い場所です。また、ファンリーからガーラックまでは途中で休憩できる場所がほとんどなく、ノンストップで走ることになります。

私たちは先生に運転をお願いしていたので助かりましたが、長時間の運転は大変で、先生には本当に感謝しています。

この日は、砂漠に到着してからテントを設営し、開会式を行い、その後ゴール地点のGPS座標を取得しました。午後からのテント設営だったため、私たちの泊まっているモーテルに着いたのは、19:00になってしまいました。

最後に

次回の記事では、9月9日について取り上げ、いよいよ競技1日目の様子をお伝えします。当日の流れや大会の雰囲気を、できるだけわかりやすく皆さんにお届けできればと思います。次回もぜひお楽しみに!よろしくお願いします。

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