ダスクモーン:戦慄の館 マルチカラー レビュー
けだものの圧倒
緑によくある自分がコントロールするクリーチャーのパワーを参照し対戦相手のクリーチャーにダメージを与えるソーサリー。昂揚満たしているなら自分がコントロールするクリーチャーに+1/+1カウンターを2個のせる。
構築で使うなら直接的な除去を使いたい。リミテッドならそこそこ使えるだろう。
すべてを疑う者、ジモーン
土地を出したターンの終了ステップ開始時に、コントロールしている土地の数が素数の場合、伝説のクリーチャートークンをだす。基本のパワーとタフネスは0/0で、土地の数だけ+1/+1カウンターがのった状態で場に出る。
能力的にかなり使いにくい。用途が限定されるだろう。リミテッドならトークンを使い捨てにしながら、使えるか?
グレムリンを手懐ける者
エンチャントが場にでるか、部屋を開放するたび、1/1グレムリントークンを生成する。
アゾリウスのエンチャントシナジーデッキで採用したいところだが、グレムリンを使う必要はあるのだろうか?世話人の才能と組み合わせる感じか?
マリーナ・ヴェンドレル
このクリーチャーが場に出た時、ライブラリトップ7枚を見て、エンチャントを手札に、残りをボトムに。タップで部屋のドアを開放したり閉鎖したり出来る。
各色エンチャントシナジーあるが、5色は流石にちょっとどうかなと。ランプかコントロール風に組むことが可能かどうか?
ヴァルガヴォスの執事長、ヴィクター
エンチャントが場に出るか部屋を開放するたびにそのターン1回目なら諜報2を2回目なら対戦相手は1枚捨てる3回目ならリアニメイト。
能力的に面白いが、エンチャントが数出せる必要があるので、軽量エンチャントを多く採用したデッキで使うことになるか?リアニメイトしたいなら別の手段の方がよさそう。下環境の方が活躍するか?
不死の疾走者
ゾンビでないクリーチャーが死亡したら墓地から唱えられるその時は+1/+1カウンターがのった状態で場に出る。
なかなか強い。ゾンビであるが、ゾンビデッキじゃない方が仕事しそう。ラクドスミッドレンジかスケルトンデッキとかに入れてみるのは手か?
不注意な読書家
2マナ2/3。終了ステップの開始時にカードを1枚引いてよい。そのターンに裏向きのパーマネントをだすか裏向きのパーマネントを表向きにしない限りは1枚ドロー。
戦慄予示や偽装、変装関係のデッキで使いたいところだが、環境的にあったデッキになるかどうか微妙。シミックカラーなのが特にネック。
不穏な笑い
これが場に出たとき、クリーチャーやこれでないエンチャントを生贄に捧げてよい。その場合、カードを2枚引く。これを生贄に捧げた時、戦慄予示する。
これ単体で仕事しにくいので、生贄要員だったり、他に生贄要員を用意したいところラクドスカラーでサクリファイス系のデッキに組み込む必要があるが、能力自体は中々強そう。
侵入する憤怒霊
2マナ2/2、警戒。タップ、部屋を生贄で対戦相手に2点ダメージと1枚ドロー。
イゼットで有力な部屋デッキを構築出来そうなら採用したいところ。そうじゃないならちょっと微妙かもしれない。
厭世的案内者、ウィンター
護法②、4マナ3/4。アップキープ開始時にそれぞれプレイヤーは2枚引く。昂揚条件を満たしていたら、対戦相手の手札の上限は7-墓地のカードのカードタイプ数となる。
対戦相手の手札の上限が3以下となるのは面白いが、少なくとも毎ターン3枚開始なのでアグロ系のデッキにはイマイチ効果がない。EDHとかの方が活躍するのではないか?
咆哮する焼炉/蒸気サウナ
ドア解放時に対象の対戦相手がコントロールするクリーチャーに手札の枚数分だけダメージと手札の上限がなくなり、自分の終了ステップ開始時にドローするドア。
ダメージ与える方は軽いし、ドローするドアは後で開放すればいいので中々使い勝手が良さそう。部屋デッキで採用検討してみるといいだろう。
専用執務室/講義室
ドア解放時にパワーが3以上の全てのクリーチャーを破壊するのとこれ以外のパーマネントは全て呪禁をもつドア。
パワー3以上のクリーチャー全て破壊する方はちょっと使いにくいか?パーマネントに呪禁つけるのは重そう。エンチャントシナジーのデッキで検討できるかどうか、むしろ部屋デッキとかで使うことになるのではないか?
巧みな語り部
第二メインフェイズにタップ状態なら対象のクリーチャーに+1/+1カウンターをのせる。3マナ3/3。
弱くはないが、現代mtgにおいては割と平凡な能力。3マナなら別のカードを採用したいところ。
希望の光、ニコ
4マナ3/4。場に出た時に破片トークンを2つ場に出す。2マナタップで自分がコントロールする伝説でないクリーチャーを対象にとり、追放する。自分がコントロールする全ての破片トークンはそのコピーとなる。終了ステップ開始時に追放したクリーチャーを場に戻す。
中々強そう。破片が実質占術付きの手がかりなので場に出ただけでアドが稼げる。破片を増やす方法がないはネックだが、クリーチャーコピーはインクのシミでもいいくらい。
帷大足
7マナ5/5、接死。場に出るか攻撃するたび2点ドレインと1枚ドロー。
構築で使うには重い。リミテッドでも少々重いくらいだが、なんとか使えるだろう。
悪夢滅ぼし、魁渡
忍術3マナで出せる4マナプレインズウォーカー。+1で全ての忍者は+1/+1の紋章をえる。0で諜報2、対戦相手がライフを失っていたらカードを引く。-2でクリーチャー1体を対象にとりタップし、その上に麻痺カウンターを2個のせる。
+1能力おかしくね?紋章って消せないよね?現行スタンダードにほとんど忍者がいないからあんまり影響無さそうだが、下環境だと下手したら猛威をふるいかねない。他の能力はそんなでもないかな。
成長する戦慄
瞬速、場に出た時、戦慄予示。パーマネントが表向きになるたびその上に+1/+1カウンターをのせる。
デッキを選ぶカード、戦慄予示、変装、偽装がテーマになるなら面白いかもしれない。
根に引きずり込め
土地でないパーマネントを破壊する。昂揚条件を満たしているなら②コストが少なくなる。
昂揚満たせば2マナで使えるのはグッド。他のカードと比べて使い勝手がよければ採用されるだろうが、ゴルガリカラーはなんでも壊せるのでどうだろうか?
無限への恐怖
3マナ2/2、飛行、絆魂、ブロック出来ない。
エンチャントを場に出すか、部屋を完全開放するたび、墓地のこのカードを手札に戻してよい。
絆魂飛行ついてるのはグッドだが、フィニッシャーにするには微妙か?
煙たい談話室/霧がかった応接間
片方は第一メインフェイズの開始時に🔥🔥を加える。そのマナはドアの開放か部屋のキャストにしか使えない。もう片方は開放しているドアの数だけパワーとタフネスの飛行つきのトークンを場に出す。
マナを出せる能力が中々強そう。毎ターン部屋やドアの開放がしやすくなる。イゼット部屋デッキは成立するのか?
真夜中の騒乱
4マナソーサリー。1/1のグレムリントークンを3体出す。自分がコントロールするすべてのグレムリンは威迫、絆魂、速攻をえる。
エキスパンションのグレムリンをすべてカウントしてないが、グレムリンデッキが成立するなら採用検討してよさそう。出来たらパワーがあがってほしかったが。
知りたがりの光霊
2マナ2/3、エンチャント呪文とドアの開放コストは①少なくなる。
コイツ自体がエンチャントなのはグッド。スタッツも悪くない。エンチャントシナジーのデッキに採用したい。
繁殖蜘蛛
2マナ2/3、到達。場に出た時諜報2。6マナタップ生贄で墓地のカードタイプ数分、1/1飛行の昆虫を生成する。
スタッツは悪くない。トークン作る能力もインスタント速度で起動可能なのはグッド、蜘蛛昆虫デッキあたりで採用検討すべきだろう。
群れの巣人
4マナ2/3、場に出た時、飛行の1/1昆虫トークンを2体生成。昂揚条件を満たしているなら自分がコントロールする蜘蛛や昆虫は+1/+1修正を受け、接死をもつ。
もう少しスタッツがよくてもよさそうだが、ちょっとカードパワー的に微妙かもしれない。昆虫デッキや蜘蛛デッキに採用検討してみるとよいだろう。
落とし子狩り、リップ
4マナ4/4。第二メインフェイズの開始時にタップ状態の場合、これのパワーの数だけライブラリトップから公開し、その中からパワーが異なる望む数のクリーチャーや機体を手札に加え、残りはランダムでボトム。
機体デッキ騎乗デッキに良さそう。除去耐性や他の能力がないのがネックだが、2枚ほどアドが稼げたら万々歳かな。
蛾の儀式
リアニメイト、ただし最終カウンターが乗った状態で場に出る。マナでフラッシュバック。
最終カウンターが乗る分、いつもより①マナ少ないリアニメイト。オルゾフカラーならリアニメイトデッキで検討してもいいだろう。
覆い越しの凝視
4マナソーサリー。手札を捨て、墓地のカードタイプの種類数カードをひく。
いま、カードタイプ8種類あるので、最大8枚引ける。十全に効果を発揮するならデッキを選びそう。ランプやコンボ等が面白いかもしれない。
見捨てられた人形、アラベラ
2マナ1/3。これが攻撃するたび、自分がコントロールするパワー2以下のクリーチャーの数だけ対戦相手にダメージを与え、その分ライフゲインする。
ボロスカラーなのがよい。横並びデッキが構築しやすいので、組み込んでみると面白いかもしれない。ミラーのサイドとかも手か?
野火の木人
2マナ3/2、速攻。昂揚条件を満たしていたら4/3でさらにトランプルもつく。
中々優秀。2マナで3/2で速攻がつくものは今まであっただろうか?昂揚条件はインクのシミくらいでいいか?
野球のバット
場に出た時対象の自分のクリーチャーにつける。装備しているクリーチャーは+1/+1修正。装備しているクリーチャーが攻撃するたび、対象の最大1体のクリーチャーをタップする。装備③。
構築ではイマイチの性能。リミテッドで使おう。
鋸刃の皮膚裂き
3マナ3/2、威迫。②でエンチャントやこれでないクリーチャーを生贄に捧げるとこれの上に+1/+1カウンターを1個のせる。
終了ステップの開始時に生贄に捧げたクリーチャーの数に等しい点数任意の対象にダメージを与える。
2マナなら是非、デッキに入れたいところだが、3マナならちょっと微妙かもしれない。採用するとしたらサクリファイス系のデッキか?
闇の中の研究者、ナシ
2マナ2/2、威迫。戦闘ダメージを与えたら戦闘ダメージ分切削し、その中から好きな枚数伝説やエンチャントを手札に加えてよい。手札に加えないならこれに+1/+1カウンターを置く。
組み方によるが、すごくアドを稼げそう。伝説やエンチャントシナジーでもよいが、スレッショルドを利用したネズミデッキ等もありではないか?
陽気な風船師
3マナ1/4速攻。①タップでこれでない対象のクリーチャーの1/1飛行、速攻トークンを生成する。終了ステップ開始時にそのクリーチャーを生贄に捧げる。
雑に使っても中々強そうだが、ETBや別途強力な能力のクリーチャーをコピーして使いたい。
髑髏鳴らしの嫌がらせ
2マナ1/4飛行。エンチャントが場に出るか部屋が開放されるたびに諜報1する。
スタッツは中々よさそう。スケルトンなのでスケルトンデッキに採用してもよさそう。
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