成功者の正論よりも、身近の"すごい"が行動を変える。
もっと、こうした方がいい。
お前は間違っている。
若者に容赦なく浴びせられる、言葉の数々。令和の世の中は、とにかく情報が多い。
全員が全員とは言わないが、名もなき僕のnoteにたどり着いているんだから、間違いない。
全ての情報を受け容れるムリゲー
その結果、若者たちは多くの矛盾と戦うことになる。
変化に柔軟に対応することが大切
1つのことを継続することが大切
このような2項対立の情報を受け取ったときに、必ず片方は満たすことができなくなり、
「変化に対応することができていない」
「継続ができない」
と、感じることとなる。それだけならまだいいが、それを他の人から指摘され、批判されることも少なくない。
つまり、生きているだけで、誰かの正義にとって、正しくない存在になってしまう。そんな中で、豊かな人生を設計していくのは、簡単ではない。
そんな課題意識に対する処方箋を、2019年ずっと考えてきました。年末なので、描きます。最後まで読んでいただけますと、幸いです。
1.豊かさは、行動で得られる。
スキルを高めるとか、お金を増やすとか、人のために役に立つとか、美味しいものを食べるとか、好きな人と過ごすとか、人生を豊かにするための方法はたくさんある。
行動が全てを変える
で、それらを手にするために、1番大切なことは何かと考えると、行動に尽きる。当たり前かもしれないが、非常に大切なことだ。何かを手に入れるためには、とにかく行動しないといけない。
戦略なんて後でいい
じゃあ、どんな行動をするかなんだけど、僕は何でもいいと思っている。
こんな感じで、いい結果を生み出すためには、色んな道がある。恋人が欲しいと思えば、「モテる 方法」とかググれる世の中だ。色んな道を僕たちは知っている。
でも、どれが正解かなんて、ぶっちゃけ分からない。というか、1つの道を進んでみて、間違っていたら、次の道を進んでみる。
何回か道を選ぶことで、段々と道の選び方が分かってくる。そんなものである。
だから、道の選び方(戦略)は後でいいのだ。
とにかく道を選んで進んでみる
ことでしか、何も生まれないし、道を選んで進んでみることで、結果的に、道の選び方が分かってくるものだ。
いい結果を出すための方法なんて、究極こんな感じだと思う。しいてBDCAの中で正解を選ぶなら、D(doすること)だ。まず動けと。
<まとめ>
行動でしか世界は変えられない
2.行動は、自信で変わる。
じゃあ、とりあえず行動しようぜ。
って話なんだけど、それがめちゃめちゃムズい。理由は聞かなくても分かると思う。
失敗が怖い
これだ。これしかない。この会社に行ったら、100%楽しくてお金が稼げると分かっていたら、迷わないし、告白が100%と上手くいくと分かっていたら、躊躇せずに口説くはずだ。
だが、話はこれで終わらない。失敗が怖いのだとしたら、ゲームなんてやらないはずだ。ゲームは成功するか失敗するか分からないから楽しいのだ。
失敗して批判されるのが怖い
だから正しく言い換えるとこうだ。人間は人からの批判を恐れる。批判だけでなく、興味を持たれなくなることも怖いし、関係を失うのも怖い。
(僕もいつかnoteの読者がいなくなるんじゃないかと思っているから、自信がないnoteの下書きは溜まっている)
自信があれば失敗を恐れない
仮に告白の成功確率が90%くらいだと思っていたら(実際は別だとしても)、割と告白に踏み切れるはずだ。
そんな感じで人はまあ上手くいくんじゃないかって思えていたら、行動できる。なんで営業の仕事がなくならないかというと、
この商品を買ったらうまくいくんじゃないか
と会話を通じて思ってもらえるだけで、人の行動(購入)が大きく変わるからである。
それくらい、自信が行動に与える作用は強力だ。
<まとめ>
自信が行動を変える
3.自信は、後押しで変わる。
で、肝心の自信の付け方だけど、これが1番難しい。
正解(っぽいこと)を言う人たち
それは、行動しようとしている人に対して、
「こうした方がいいかもしれない」
「これは失敗する人の特徴だ」
という情報がたくさん流れてくるからだ。直接的でなくても、別の方法で成功している人の情報が流れてきたり、矛盾する情報が流れてきたりする。正論なんて、世の中にありふれている。
だが、悲観する必要はない。この状況を逆手にとって、自信を付けてもらう方法がある。
”すごい”って褒める
これだけだ。上の図だと、みんなAがいいとか、Cがいいとか、Bがいいとか、正論とその理由を正しそうに述べたりする。
でも、その人たちは、別にあなたについてよく知ってる訳じゃない。ただ、最大公約数的な正解っぽいことを言っているだけで、あなたにとって、それが当てはまるとは限らない。
(最も、万人にとって、絶対的に正しいと主張するのなら、それ自体が間違っているから、そんな人の言うことは聞かない方がいい)
身近な人の"すごい"が1番刺さる
だから、身近な人の褒め言葉は最大級の効力を持つ。
すごいね。
このままで大丈夫だよ。
批判しないから大丈夫だよ。
これだけでいい。この一言だけで、自信を持てるようになれば、行動が変わる。勿論、最初は失敗するかもしれない。
でも、失敗でさえ「すごい」と言えれば、失敗に伴う”他人からの批判への恐怖”を和らげることができる。これだけで、本当に行動は変わる。かれこれ4年間くらい検証し続けたから、そうだと思う。
それで、行動が変われば、遠回りでも結局正しい道を選べるようになる。最初から正しい道を選ぼうとして、迷うよりも、全然早い。急がば回れってやつだ。
周囲の雑音を消してしまえ
繰り返すけど、D(とにかく行動)しようとしている人に、「それでいいの。あなたはすごいからきっと上手くいくよ」と言って、周囲の雑音を消してやればいいのだ。
その後押しで、自信が変わるから。
自信で、行動が変わるから。
(BDCAに特に意味はないです気になっていた方ゴメンナサイ。PDCAっぽいかったけど、PDCAみたいな意味はないからズラシマシタ)
<まとめ>
・後押しで自信が変わる
・自信が付くと行動が変わる
・失敗しても鞭を与えず飴を与える
4.センスが、後押しの根拠になる。
もうここまでで言いたいことは大体言ったから、ここから先はオマケなのだけど、褒めるのって難しいから、その話をしようかと思う。
あなただからできるが最強
人間、警戒心が強い生き物で、”すごいと言っても信じられないこともある。そんな時に必要なのが”すごい”の意味付けだ。
で、これを説明するために1番簡単であり、かつ成功まで結びつきやすいのが、センスを褒めることである。
センスとは、英語で感覚って意味であるが、僕は無意識の思考パターンだと解釈している。こんな感じだ。
スキルじゃなくて、感覚だから、どっちが優れているとかでなく、その人の特性だ。もっとちゃんと話すなら、ストレングスファインダーについて学ぶといいと思う。
センスを褒めてできる理由を話す
あなたは○○が強みで、それって他の人にはない才能だから、きっと○○を○○に活かせば上手くいくよ。
ストレートに言えば、こんな感じで褒めることが、1番自信を付けやすい。ついでに、本当に強みなのであれば、成功確率も上がるので、成功体験をし、さらに自信を付けることになる。
センスによって、再三僕のnoteで話している基本的欲求の1つである有能感を得ることもできる。
人のセンス/才能を知ろう
まあ根拠なく”すごい”って言えるだけでも十分な効果はあるのだけど、センスとか才能とか、この辺について詳しくなると、褒めの幅が広くなると思う。
よく分からなかったら、ストレングスファインダーを読めばいい。
<まとめ>
・センスを褒めると自信がつく
・センスを生かすと上手いきやすい
・センスを見つけるスキルは重要
5.豊かなら、正論を受け容れる。
最後に、正論について、一応。
僕は正論を言うのが、良くないって言っているのではない。ここに関しては、タイミングの問題だと思っている。
心が豊かなら正論を受け容れる
正論によって人は、現状を否定し、正しい概念を自分にインプットすることになる。つまり、自分の現状を1度否定しなければならない。
そして、否定に耐えるには、それ相応の心の余裕が必要になる。調子がいい時は、人のアドバイスを受け容れられるが、機嫌が悪い時は、
うるせえ!!!!!!!!!!
ってなるものだ。だから今すぐに正論は言わずに、成功体験によって自信を付けてから正論を言えばいい。
正論が伝わりやすいタイミングと伝わりにくいタイミングの話は、下のnoteで書いている。特にメンヘラ期や停滞期に正論を言うのはNGだ。
<まとめ>
・正論は元気な時に使おう
おわりに
このnoteを書いた背景として、2019年こんな感じでチーム作りをしていたら、かなり上手くいったというのがあります。一応、仕事では10人を超えるチームのマネージャーをしていました。
そして、僕の上司がこのスキルが圧倒的に高かった。それを見て、真似して、実践して、上手くいって、体系化できたのが、今年1年の1番の成果なのかなと思ったので、年末のタイミングで書きました。
勿論、仕事じゃなくても人と関わる全ての場面で、この理論はそれなりに使えるんじゃないかと思っています。ぜひ、使っていただけたら嬉しいです。
感想聞きたい!!!
あと、普段あまりこういうこと書かないんですけど、noteをTwitterとかで感想を載せてシェアしてくれるの、本当に嬉しいので、よろしければ協力していただけますと幸いです。スキだけでも励みになります。
僕自身も100%正しいか分からず、反響を見ながら、自分の考えを超際させていただいているので。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!