【内転筋の話】解剖学 起始停止・神経支配・働き
【内転筋の話】解剖学 起始停止・神経支配・働き
こんにちは(^^♪整体×ヨガのプライベートサロン
Refresh Labo R.I.T. 整体師の伊藤です(^^)
今回は【内転筋】について書いていきます。
内転筋は「内もも」の筋肉です。
内転筋は、焼肉でいうと「内もも」「ダルマ」という部位だそうです。
「ダルマ」って食べたことないですが。。
レアな部位なんでしょうか?
(焼肉食べたい)
今回も「ダルマ」をより美味しくいただくためにも知識を深めて参りましょう!
何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪
内転筋群
内転筋は主に股関節の内転を担う6つの筋肉たちのことです。
6つの筋肉をまとめて【内転筋群】といいます。
それぞれが内転の他にも個々に働きを持っており
歩行時などに骨盤を安定させる重要な筋肉です。
内転筋群は、運動不足の人や長時間座ってる人などは特に
筋力が弱まり、固まってしまいやすい箇所です。
腰痛や股関節痛、膝の痛みや姿勢改善の面でも
ポイントになってくる筋肉ですので細めに動かしてケアしてあげましょう。
では、6つの内転筋について詳しく見ていきます。
内転筋群その① 大内転筋
大内転筋は内転筋群の中でも最も大きい筋肉です。
筋部と腱部で違う働きを担っており、
筋部は股関節屈曲、腱部は股関節伸展と
どちらの動きにも関わりを持つ特殊な筋肉です。
内転筋群その②小内転筋
小内転筋は内転筋群の中で最も存在が薄めの筋肉です。
参考書などによっては内転筋に数えられていない
(そもそも載っていない)場合もあります。
小内転筋の神経支配は
・閉鎖神経
・脛骨神経
の二重神経支配です。
二重神経支配とは、複数の神経に支配されている筋肉のことです。
例えば、片方の神経が完全に断裂してしまった場合でも、
もう片方の神経が生きていればある程度の筋力を保つことができます。
内転筋群その③長内転筋
長内転筋は内転筋群の中で最も前方に位置する筋肉です。
大内転筋の中央部分と短内転筋の前部に覆い被さる形で位置しています。
内転筋群その④ 短内転筋
内転筋群その⑤ 恥骨筋
恥骨筋は内転筋群の中で最も上部に位置する筋肉です。
恥骨筋の神経支配は
・大腿神経
・閉鎖神経
の二重神経支配とされていますが、これには個人差があると言われています。
内転筋群その⑥薄筋
薄筋は内転筋群の中で唯一の二関節筋です。
股関節と膝関節を跨ぎます。
また、縫工筋、半腱様筋とともに鷲足を形成する筋肉です。
内転筋群 まとめ
【内転筋群】いかがだったでしょうか(^^♪
内転筋群をしっかりと使えることで
むくみ・冷えの解消や姿勢改善につながる大切な筋肉です。
こまめに動かしてケアしていきましょう(^^)
セルフケア方法もまた記事にしていきますね!
最後まで御覧いただきありがとうございました!
何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪