#20 カーボンニュートラルに向けた製造業の在り方(モノ売りからコト売りへ)
こんにちは! FA業界でプロダクトマネージャをしているリョウです!今日はボクが取り組んでいる、カーボンニュートラルの実現に向けた新しい製造業の在り方について共有したいと思います。
大量生産大量消費の時代が終わる
産業革命から始まる自動化社会。何から何まで自動化されていき、ボクらはモノに溢れた豊かな生活を手に入れることができました。同時に、大切な地球を汚してきました。そして進んでしまった地球温暖化。(地球よすまん(^◇^;))
ボクはこれが悪いことだとは思ってません。ただ、このまま同じことを続けていくのは良くない、と言うスタンスです。過去を後悔したところで何も変わりません。過去を受け止めた上で、今何をするのか考えるのが人間のあるべき姿です。(( ̄^ ̄)ドヤァァ)
進んだ地球温暖化を元に戻す。その考えこそがカーボンニュートラルであり、持続可能(サステナブル)な社会です。これからの社会ニーズはまさにこれ。
そう、大量生産大量消費の時代は終わります。
淘汰される既存事業
とにかくモノを大量に生み出していく社会は終わりです。自然エネルギーが世界の生産に必要な電力を賄えないうちは100%持続可能ではないからです。(そんなに大量の自然エネルギーは生み出せない)
この考え方に欧米を中心として世界中が賛同し、今や多くの企業が自分たちの事業をカーボンニュートラルな状態にすることを目指しています。AppleやGoogleも自分たちの事業で使う電力は全て自然エネルギーに変えてきています。
一部の大手だけではありません。すべての事業者が考えなければならない社会課題です。持続可能性が営業許可証とも言われる世の中です。自分には関係ないと放置していたら、淘汰されていくことになります。
イノベーションのジレンマを迎える製造業
モノを大量に生産して販売することで事業を大きくするのが大手製造業の基本的なビジネスモデルです。この企業に染み付いたDNAとも言うべきビジネスモデルを転換するのは、めちゃくちゃ難しいです。
つまりは「モノ売り」から「コト売り」への転換を指します。
例えると、会社の社長から「今期中にに我が社の社内公用語は英語に転換します」と言われるくらいのインパクトがあります。誰もがワタワタするでしょう?(喩え話が下手(゚o゚;;
そんな風に、既存事業の売上を減らしてでも新しい事業に踏み出すことはとにかく難しい。既存事業が成功していればしているほど、その転換は困難となります。イノベーションのジレンマです。
それほど難しいのが製造業のビジネスモデルの転換です。
モノ売りからコト売りへ
コト売りを始めなきゃいけないってのは昔から言われてません?
なぜなら、これまでの「モノからコト売りへ」の文脈は“持続可能な社会の実現”とは違う切り口で語られています。
今や自動化は一部の大手企業だけが成し遂げているわけではなく、誰もが同じレベルで実現できます。工業製品(モノ)がコモディティ化しているのです。つまり、モノで差別化できない製造業は顧客から選ばれなくなります。
では、どこで差別化するのか?モノを通したコトで差別化するしかない。(Appleでいう、音楽サブスクとか動画サブスクなど)
今回ボクが注目しているのは、「大量生産大量消費の時代の終焉による、モノ売りの崩壊」です。「モノのコモディティ化」ではないところから進化圧がかかったと言うコトです。
↓進化圧についてはこちらで語ってます。↓
多面的に進化圧がかかり始めたら、最後通告です。だからこそボクはコト売りへの転換を推し進めています。
最後に
最後まで読んでくれてありがとうございます。(ほぼ)毎日18時にnoteの更新やってるので気が向いたら見に来てください。Twitterもやってます。日々の気づきを適当に呟いているので良かったらフォローよろしくお願いします‼️
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