"人を動かす"のではなく、自分を知ることが幸せへの近道
陰陽五行や九星氣学という用語を聞いたことがあるだろうか?
経営者であれば耳にしたことがある人も多いはず。
僕は最近、陰陽五行や九星氣学といった、いわゆる『万象学』の世界に足を踏み入れた。
正直、最初は「ああ、またどこかの占い師が考えた新しいトレンドか」なんて、鼻で笑っていた。
でも、深く掘り下げてみると、これが意外にも科学的な根拠に基づいた学問だと学問だということがわかった。
京セラの稲森和夫さんをはじめとする経営界の大物たちが真剣に学んでいるというのも、今となっては「なるほどね」と頷けるようになった。
さて、こんな学問って一体何の役に立つんだろう?
多くの人は「人を思い通りに操るため」だと考えがちだ。
確かに、そう思えば思えなくもない。でも、僕はちょっと違う見方をしている。
この手の学問の本質は、実は「自分自身を深く理解するため」にあるんじゃないかと思う。
自分がどんな人間なのか、どんな素質を持っているのか、何が苦手で何が得意なのか、そして他人からどう見られているのか。
これらを把握して、人生という名のゲームで最適な一手を打つ。そのために存在する学問なんじゃないかと思う。
行動経済学や心理学も同じだ。「心理学を勉強して、周りの人間を思いのままに操ってやるぜ!」なんて考える人もいるだろう。
でも、それじゃあまりにもったいない。まずは自分自身に活かすべきだ。
例えば、行動経済学では様々な認知バイアスが紹介されている。
「あいつは確証バイアスにかかってるな」とか「彼女は正常性バイアスで現状に甘んじてる」なんて、人のことをあれこれ言う前に、まずは自分の言動を見つめ直してみるべきだ。
自分自身のことをよーく理解する。
それこそが、これらの学問の真の目的じゃないだろうか。
そうすることで、自分の成長をスムーズに進められる。
ここで、ちょっとした自己分析をしてみよう。
僕自身、この記事を書いている今この瞬間にも、いくつかのバイアスにかかっているかもしれない。
例えば、「自分は客観的に物事を見られている」という過度の自信。
これって典型的な「ダニング・クルーガー効果」かもしれないな。。
また、万象学に興味を持ち始めたこと自体が、「新しいものに飛びつきやすい」という傾向の表れかもしれない。
これは「新規性バイアス」というやつだ。
でも、そんな自分の特性を理解しているからこそ、より慎重に、そして批判的に新しい情報を吟味できるようになる。
結局のところ、こういった学問を学ぶ目的は、自分自身をより良く知り、より良い判断を下すためだ。
他人を操るためじゃない。
自分を操るため...いや、むしろ「自分をより良く導くため」と言った方が正確かもしれない。
そう考えると、万象学だろうが心理学だろうが、結局は自己探求の道具な気がしてくる。
自分という複雑な存在を解き明かすための、知的な冒険の羅針盤みたいなもの。
だから僕は、これからもこういった学問に触れ続けるつもりだ。
自分自身についてもっと知りたい。
そして、その知識を使って、より良い選択をしていきたい。
ただし、くれぐれも注意しないといけないのは、こういった学問に溺れすぎないこと。
結局のところ、人生は実践だ。
学んだことを実際の行動に移し、その結果を観察し、また学ぶ。
このサイクルを回し続けることが大切なんだと改めて自分に言い聞かせよう。
僕の自己探求の旅は続く。
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