私の人生を変えたコンサータの効果性と副作用
こんにちは。
ADHDと共に生きるカウンセラーのRyo-Kanです。
前回の記事「ADHD検査の壁はなぜここまで厚いのか?」でお話させて頂いたように、私はADHDの診察を希望してから半年の期間を経て
無事?ADHDとの正式認定が下りました。
今日は私の人生を変えることになった服用薬についてご紹介しています。
私が服用しているADHD特性に効果的と言われる薬は2つです。
抑肝散(漢方薬)とコンサータです。
今日は中でも劇的に私の生活に影響を及ぼした
コンサータの効果性や副作用に関してお話いたします。
あまり私は大袈裟には表現することは適切ではないと思っていますが
正直、控えめに言っても、私の人生を変えました。
ひいては私の家族も、私の仕事も、、、
このBefore コンサータ/Afterコンサータでは見える景色が変わりました。
ただご説明に慎重を期す必要がありますのは
この薬の効果性(また副作用)に関しては個人差があるということです。
本日の私の話す効果性は私の心と身体に起こった体験ですので
あくまで個人的なものとしてご参照頂けますと幸いです。
客観的に捉えたい場合は他の方の記事や関連書籍を読まれた上で
医療機関にご相談をお勧めいたします。
それくらい薬の服用、効果性について話すことは
繊細かつ誤解を招く可能性があると思いますので
予めお伝えさせて頂きました。
ではこれから簡単にコンサータの説明をさせて頂いた後
服用初日から仕事や生活にどのような影響をもたらしたのかお話します。
まずはADHDの代表的な治療薬と言われるコンサータとは
脳の中枢神経に作用する「中枢神経刺激薬」の一種です。
以前までは18歳未満への処方に限られていましたが
2013年12月より(かなり最近ですね)成人になって初めて診断されるADHDにおいても使用が可能となっています。
コンサータの効果はアメリカや日本をはじめ世界各国で認められていますが薬の成分がどのように中枢神経に作用し、ADHDの症状を抑えられるのか100%明確には解明されていないようです。
ただ、神経伝達物質であるドーパミンの働きを活発にさせる作用があることは明らかにされています。
このドーパミンへの作用が、ADHDの不注意性、多動性、衝動性など各症状の抑制に関連しているのではないかと考えられています。
と申しますのも、ADHDのある方の脳内ではドーパミンの働き方が弱く、神経伝達がスムーズに運んでいない可能性が指摘されているからです。
そしてコンサータはドーパミンの働きを活性化するのですがその具体的な仕組みに関しては本記事の主軸ではないので細かくは記載いたしません。
多くの関連書籍やWEBにて図解と説明があるかと思います。
でも、あえて言葉で連ねてみますと
ADHDのある人の脳内では神経細胞から放出されたドーパミンが過剰に「再取り込み」されてしまい、神経伝達に支障がある可能性が高いと言われています。
このドーパミンの再取り込みを阻害する作用があるのがコンサータです。
コンサータの成分により神経細胞にあるドーパミンの再取り込み口(ドーパミントランスポーター)の働きが制御されて
神経細胞から放出されたドーパミンが、隣接する神経細胞のドーパミン受容体に結びつきやすくなり、結果としてドーパミンの働きが高まるのです。
はい、私はこの解説を読んで更に図解も観ましたが
今一歩ピンときませんでした 笑
ですので私の理解としては
コンサータを服用することによりドーパミンによる神経伝達がスムーズになる。
結果的に自己コントロールが利くようになり、ADHDの症状が軽減される。
という認識で捉えています。
また、一つコンサータに関してお伝えが必要なのは、
コンサータの流通には規制があるということです。
誰でも服用できる薬ではありません。
コンサータは製薬会社の適正流通管理委員会により一定の基準を満たす医師の登録申請に基づいて供給される「規制薬」です。
これはコンサータが中枢神経刺激薬であることを踏まえて講じられている措置です。
一時期、同成分のリタリンという薬が一部の医師により不適正に処方され依存、濫用を招く事件がありこうした規制がかかっていますが
現在は薬のリスクを十分に管理できると認められた医師によって処分されております。
では、ここから服用初日から私が感じた効果性(副作用に関しても)をお話します。
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皆さまにとってのその先の第一歩に繋がるように祈っています✨😌✨
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