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「知的生産の技術」 〜少々古いが、知識の獲得からアウトプットの仕方まで、著者の具体的な方法が紹介されている本〜

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https://www.amazon.co.jp/知的生産の技術-岩波新書-梅棹-忠夫/dp/4004150930

オススメ度:★★★☆☆

本との出会い

Amazonのレコメンドで出てきて、タイトルから惹かれて購入しました。

職場で、新しい技術や仕事をインプットからアウトプットまで高速で実現されている方々を目にして、何か方法論はないかと日頃思っていたので気になったのだと思います。

感想

アイデアの記録の仕方から、読書の仕方、文章の書き方、日記の付け方まで、情報を収集してアウトプットするまでの一連の「技術」について書かれています。

「技術」と題名をうっている通り、筆者の具体的な方法が記載れています。発行年月日が1969年(第1刷発行)のため、PCやスマホで情報を得る今日とは状況やインターフェースが異なるため、そのまま現代も流用できる「技術」ではないですが、考え方などは十分に参考にできるところがあるかと思います。

以下、自分の気になったところのメモです。

・発見は兎にも角にも書き残こし、なるべく文章の形で書くこと。
・読書は、まずは通しで読む。大切なところや共感したところは傍線を引いておき、読み終わった後に見直す。読み直した上で、なお重要なところはノートに書き残す。
・読書は二度読み、ノートに記録することで定着する。
 ※noteに読書感想文を書き始めたのも、このことに共感したため。
・文章を書くということは、実際は二つの作業から成り立っている。
 ①考えをまとめる。②考えを文章に書き表す。
・文章を書く際には上記①の作業が大変。
 対策としては、まず主題に関するキーワードや単語を順序関係なく書き出す。
 次に、書き出したワードを論理的な繋がりがありそうだ、という物をまとめていく。
 最後に、まとめた物を材料に文章の構成を考える。

 

以上

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