ダイエット
ダイエット向けの処方箋薬(医療用医薬品)をご紹介します。
マンジャロ2.5mg / 5mg
GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)およびGLP-1(グルカゴン様ペプチド−1)というインクレチンの受容体に作用することで、血糖に応じたインスリン分泌を促す薬
[副作用・リスク]
嘔吐、腹痛、悪心、下痢、便秘、消化不良、食欲減退、心拍数増加、低血圧、血圧低下、腹部膨満 など
リベルサス/3mg/7mg/14mg
GLP-1受容体に対してGLP-1と同じように働き、GLP-1受容体を活性化させ、血糖に応じて膵臓からインスリン分泌を促すことで、血糖値を下げる薬。
[副作用・リスク]
低血糖、便秘や吐き気、嘔吐、下痢 など
カナグル
尿としての糖排泄を増やすことで結果として血液中の糖(血糖)を減らす薬
[副作用・リスク]
低血糖、多尿や頻尿、脱水など
メトホルミン
メトホルミンは、食事療法や運動療法をしても血糖値が改善されない場合に処方されます。肝臓で糖が新しく作られるのを防いだり、筋肉や脂肪に糖を取り込むよう促すことで、血糖値を下げる効果があります。
[副作用・リスク]
空腹感、下痢、食欲不振、腹痛、悪心、嘔吐、腹部膨満感、便秘、消化不良、胃炎、胃腸障害など
アカルボース50mg/100mg
腸での糖の消化吸収を遅らせて食後の過血糖を改善し、糖尿病での合併症の進行を抑える薬。
[副作用・リスク]
腹部膨満、鼓腸、放屁増加、軟便、腹痛、便秘、排便回数増加、下痢、嘔気、食欲不振、食欲亢進など
ルセフィ2.5mg(SGLT2阻害薬)
余分な糖を尿として排出するお薬 糖質を控えることと似た効果が得られるため体重減少を見込めます。
ご飯や麺類などの炭水化物、甘いものが好きな方、食事内容を変えずに糖質制限をしたい方におすすめです。
<副作用・リスク>
尿路感染症、低血糖、ケトアシドーシスなど
ケトアシドーシスの症状:嘔気、腹痛、口渇、倦怠感、意識障害など
防風通聖散(ボウフウツウショウサン)
お腹まわりに脂肪が多い、いわゆる「脂肪太り」の方に適しています。体を温めて熱を発散し、エネルギー消費を高めて脂肪の分解や燃焼を促すことで、便秘をともなう肥満症やふきでものなどの症状を改善します。
[副作用・リスク]
腹痛、下痢、過敏症、発疹、そう痒、不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮など
《類似市販薬》
コッコアポA、ナイシトール、生漢煎、サンスラットEX