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キノ・ライカ 小さな町の映画館 / 新宿BERG

noteを始めました。ここは、僕が好きなカルチャーを深掘りし、新しい視点を探していく場所です。一緒にこのカルチャーの旅(Culture Journey)を楽しんでいきませんか?

年末年始になると、映画との距離がぐっと縮まる気がします。

冬の寒空の下、ひさしぶりに渋谷へ。

現在渋谷ユーロスペースで公開中の映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』を観に行ってきました。

フィンランドの映画監督・アキ・カウリスマキが仲間たちと作った映画館「キノ・ライカ」ができるまでを追ったドキュメンタリー映画。

劇場にはキノ・ライカで販売しているグッズが展示されていました。
キャップやTシャツがあって、機会があったら販売してほしいな。

アキ・カウリスマキ監督の作品はどれも大好きなんだけど、この映画を通してアキ・カウリスマキ監督のキャラクターもより好きになった。

自分の生まれ育った地域に恩返しがしたかったと語り、監督自らが仲間達と小さな映画館を町に作っていく様がかっこいいんですよね。

革ジャンを着てオープンカーを運転するアキ・アキカウリスマキは映画監督でありながら、ロックスターみたいだった。

このインタビューの動画も好きなんですよね。
「誰かがハリウッドをやっつけなくちゃいけないだろう」

帰り道、渋谷の東急本店がきれいになくなってしまって驚いた。
円山町のあたりはもう久しく訪れていなかったから。

隣接しているBunkamuraの建物のコンクリートが露わになっている。

そんなに東急本店に思い入れがあったわけじゃない、再開発は時代の流れとしては仕方がないよなって感じもする。
だけど、少し調べたら跡地にはラグジュアリーホテルができるようで、それにはうんざり。
私たちの世代から次の世代へ受け継ぐレガシーが「ラグジュアリーホテル」でいいのか疑問。

何だか美味しいビールが飲みたい気分になり。
映画の余韻に浸りながらビールが飲める場所。
それはどこか映画の作品や世界観とマッチする場所が良かった。

ってことで新宿へ移動し、BERGへ。

このお店もまたルミネ(JR)から立ち退きを勧告されて、闘い、勝利して現在も営業しているカフェです。

素晴らしい映画の後に、美味しいビール。いい一日でした。


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