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それよりも大好きな音楽の話をしたい #27「キミノウタ」

今日はabingdon boys schoolの「キミノウタ」。

西川貴教作詞、WANDSのギター柴崎浩作曲で「東京マグニチュード8.0」のオープニング。
アニメの主題歌ということで、内容に沿っているのもそうだけど、「ストレートな表現にした」と語っているだけあって、歌詞にも歌うときにもすごく気持ちが入っているのがわかる。

現に、初めて開催した2009年のイナズマロックフェスや2011年に東日本大震災後のチャリティイベントでの配信ライブ、久々にabingdon boys schoolとしてライブをした2018年のイナズマロックフェスでは気持ちが入りすぎて泣いて歌えなくなる場面も多々あった。
曲に対しての思い入れがすごく強いのをリリース当時からずっと追っている分、この曲を生で聴くたびに、込み上げるものが大きい。

キミのために 今すべてを捧げよう 叶うのなら
求めたのは 確かな温もりだけ 繋いだ手を 離さないで

abingdon boys school「キミノウタ」

「人が喜んでくれるなら何でもやる」っていう西川さん自身の生き方を見ている分、すごく感じるものがあって。
そして、その生き方に憧れて、そう生きたいと願っている自分自身に響いてくるんですよね。

正直、周りはいい人ばかりじゃなかったし、利用されることも騙されることもあって。
でも、大事にしたいって思える人や一緒にいたいって思える人にもちゃんと出会えて。
だからこそ、そう思えた人のために自分の全部を使って、おこがましいかもしれないけど、ちょっとでも幸せな気持ちになってもらえるように頑張ろうとするんですよね。
基本片思いのことが多いから、だいぶ愛としては重たいんですけど(笑)。

昔は大事に思っていた人が離れていくのが嫌で、すごくショックを受けていた時もありましたが、大人になって・・・今もショックは大きいんですけど、ちょっと考え方が変わったというか。
離れた理由に「嫌いだから」とか「めんどくさくなった」以外もあるってわかってきたからなんですよね。
やっぱりタイミングってちゃんとしてて。合う時はとことん合うのに合わない時って死ぬほど合わないんですよ。
だからたぶん神様が「今じゃないぞ」って言ってるんだろうなって思ったりして。
会えなくなるのはやっぱり寂しいけど、お互いが幸せに生きるために必要な操作なんだろうなって思うようになりました。

キミのために 今すべてを捧げよう 出逢えたから
過ぎた日々は 二度と戻らないけど 繋いだ手を 離さないで

abingdon boys school「キミノウタ」

何年経っても相変わらず不器用な生き方しかできないけど、出逢えた大切に思う人達が明日も笑ってくれてることを祈って。
その手助けが、少しでもできてたらいいな。

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