それよりも大好きな音楽の話をしたい #4 「別の人の彼女になったよ」
4曲目はwacciの「別の人の彼女になったよ」
自分はめんどくさいタイプの音楽好きなので「サブスクじゃなくてCDで聞くんだ!!」とずっとCDを仕入れて音楽を聞いてたので、聞く曲の範囲がすごく狭かった。
だけど、去年の夏頃に作曲の勉強のためにいろいろな曲を聴きたいと思ってSpotifyを使うようになった。
同時に、wacciは2024年のイナズマロックフェスに出ていて、その時にこの曲も初めて聞いた。
その時はいい曲だなーとしか思ってなかったけど、年末に改めてSpotify入れたし聞いてみるかーと聞いて、エグいほど刺さったために鬼リピした曲。
ポルノグラフィティとかもそうだけど、男性が作る女性の曲って、刺さった時のダメージがすごいっていうのをよく聞くけど、この曲もたぶんそういう曲なんだろうなぁって思う。
恋愛はよくパソコンとかのデータに例えられて「男は別れた後に別のファイルを作るから前の彼女への未練もあるけど、女性は上書きだから未練がない」って聞くけど、この曲は女性も上書きにならなかったパターンなんですよね。
エグい刺さり方をした理由に「相手はいい人なんだけど、自分を素直に出せない」って思ってる以上にしんどいし、「自分を素直に出せる人ってすごく貴重だ」ってこと。
そして、そこに甘えないように「別の人の彼氏に早くなってほしい」っていう気持ちの共感具合がもう机バンバン叩くレベル。
だってさ、元彼が別の人の彼氏になったら、誰も傷つかないんだよ?
今付き合っている相手はそのまま一緒にいられるし、元彼だって新しい人と付き合ったら幸せだろうし・・・って人のことばっかり考えてみんな幸せだし自分が我慢すればいいやってなるんですよわかりますこの気持ち!?
じゃあ何で別れたんだってなるんですけど。
恋愛と結婚は違うってよく言うけど、結婚は本当に自分をある程度さらけ出せる相手じゃないとしんどくなるだろうなぁっていうのはすごい思う。
一緒にいる頻度が確実に変わってくるし、信頼関係とかそういうことを考えた時に、我慢することがやっぱり増えてきて。
その我慢が爆発した時が、人と一緒にいれなくなる時なんだろうなぁって思うんですよね。
その我慢を解放する手段が、話し合いだったり、時にはケンカだったりするんだけど、ケンカって平等な立場じゃないとできなくて。
どっちかが強いとそれはケンカじゃなくて制圧なんですよね。
弱い方はいい言い方をすれば「大人になる」ってことだけど、結局は「我慢して飲み込む」って話で。
だから我慢する人が変わっただけだから、総量が減ることがなくって結局どこかで爆発するんだろうなってなると、ちゃんと上手にケンカすることって大事なんだろうなって思う。
そう言う意味では本音を出せる人間って貴重だし、100%本音が言える相手ができたら、絶対に大事にしたほうがいい。
その相手が結果的に親友になるのか、恋人になるのか、永遠のライバルになるのかはわかんないけど、そういう人がいる人生って、すごく幸せだろうなぁ。