ChatGPTが提案した創作料理は美味しいのか?
最近はYouTubeやレシピ投稿サイトで多くの料理が公開されていますよね。ただ、「他の人が作ったことないレシピを作りたい!」と思ったことはありませんか?
そんな時は、ChatGPTにレシピを生成させれば良いのでは??と考えてみました。同様のことを考えている人は既に沢山いるみたいで、ネットではChatGPTにレシピを生成させてみたとの投稿がよく見られます。
しかし!実際にそのレシピを作ったという報告は全然ありませんでした。やはり、AIが考えたレシピが美味しいかは不安ですもんね。
そこで今回、実際にChatGPTが提案した創作料理を作って、その味をチェックしてみました!
せっかくAIを使うなら、挑戦的なレシピを作ってみたいと考え、以下のようなプロンプトを送信してみました。
その返答がこちら!
牛肉と玉ねぎのゼリー寿司
「牛肉と玉ねぎのゼリー寿司」なるものを提案されました…
ちょっと攻めすぎでは?と思いましたが、作りました!
まずは食材探しからですが、何を買えばいいか困る食材が1つだけありました。
牛肉のスープです!
何だ?牛肉のスープとは?となりましたが、ひたすらにスーパーでそれらしきものを探し回りました。
その結果、買ったのがこちら。
牛肉ダシダという韓国のだしの素です。今まで見たこともなかったのですが、今回のレシピにぴったりだと思い購入しました。
さあ、食材もそろったところで調理開始です!
まずは、炒めた牛肉、玉ねぎに牛肉スープとゼラチンを入れ、冷蔵庫で放置します。
冷蔵庫で2時間ほど放置して固まったものがこちら!これをスライスして、握った酢飯の上に載せていきます。
そして完成したものがこちら!「牛肉と玉ねぎのゼリー寿司」です。
あまり美味しそうには見えなかったですが、恐る恐る実食。
味は美味しくもなく不味くもなくといった感じ…
ゼラチンの絶妙な触感とダシダだけに頼った味付けが微妙だったのかもしれません。
しかし、実は私はもう一つレシピを生成させていました。
それがこちら。
焼きそば茶漬け
焼きそば茶漬けという、お茶漬けの米を麺に変えた料理でした。このレシピなら焼きそば麺より中華麺の方が美味しいのでは…?という疑念を抱きつつも、AIのレシピに忠実に調理を行いました。
まずは、焼きそばをフライパンに広げ、両面に焼き目を付けます。
それを切り分けて茶碗に盛り…
だしと茶漬けの素、トッピングを加えれば完成です!
こちらの方が、先ほどのゼリー寿司よりも美味しそうな見た目をしていますね!そして、いざ実食!
少し味の薄さを感じましたが、美味しく食べることが出来ました。チャーシューと永谷園の味が全てを丸く収めてくれた感じです。
実際にAIレシピを作ってみた感想
正直に言うと、料理研究家さんらが出しているレシピに比べれば美味しくはなかったです。まだまだAIに料理を任せる日は遠いのかもしれませんね…
一方で、それなりに料理経験のある人が味見やアレンジで自分好みの味に変化させながらAIレシピを上手く活用すれば、新しい美味しい料理を生み出せるのでは?という可能性も感じました。今回は、AIの実力を推し量るためにレシピに忠実に完全再現を行いましたが、次にAIレシピで料理をする際には自分好みのアレンジをしてみたいですね。
あとがき
私は株式会社CODEMGYMでインターン生をしている安田凌です。今回は、CODEMGYM社のオフィスを使って調理を行わせていただきました。これからもインターンを経てAI関連の情報をお届けできたらと思います!ありがとうございました。
AIとは関係なく食べた普通に美味しいものたち
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