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♯1 話題のニュースをちょっと話せるように 〜今注目の半導体企業とは〜

皆様はアメリカの大手半導体メーカー・エヌビディアをご存知でしょうか。日本時間の2月22日同社は2024年1月期の決算を発表したのでそれに関する記事をまとめてみました。私は半導体やAIとは無縁の会社に勤めている会社員ですが、昨今のAIブームや半導体関連企業の株高ブームに引っ張られ、ミーハー的にいろいろ調べてみました。
半導体企業に興味がある方、投資に興味がある方の参考になればと思い、できるだけ専門用語を使わず、わかりやすい言葉でまとめたいと思います。

まず半導体とは…
半導体とは電気を通したり通さなかったりする性質を持つ物質です。温度の変化によって電気を通すかが決まるため、熱をコントロールすることで、好きなタイミングで好きな箇所に電気を流すことができるのが特徴です。
私たちが使うコンピューター(代表的なものでいえばスマホやパソコン)は「0」「1」の処理の組み合わせで様々な機能を発揮しています。学校で習った2進数ですね。「電気を通さなかった」=0 「電気を通した」=1に相当し、通信、計算、制御を行い様々な機能を発揮しているのです。

この0と1の信号を発する回路が、iPhone 14 Proなら一端末に160億個も入っているといわれていて、瞬時に膨大な信号を処理、伝達しています。
160億個の回路×「0」「1」と組み合わせができるのですから…
えーと何パターンの信号が送れるんでしょうか。ちょっと想像つきませんね。。。
複雑な機能や計算が瞬時に実行できるのもうなずけますね。

そんな私たちの身近にある快適機能を持ったすべての商品に内蔵されている半導体、それを生産・販売しているのがエヌヴィディアです。
特に生成AI向け半導体の世界シェア80%と言われており、全世界が生成AIに注目している中、圧倒的な有力企業です。
前置きが長くなりましたが、そんな大注目のエヌヴィディアの決算記事をまとめていきます。

・売上高は609億ドル(前期比約2.2倍) ※2020年は109億ドルでしたので4年で5倍超に!
・営業利益は330億ドル(同8倍超) ※2020年は28億ドルでしたので4年で11倍超に!

・この1年で時価総額は3倍に拡大(現在250兆円)※日本企業トップのトヨタ自動車の約4倍

・エヌビディアは半導体の設計をし、製造は外部委託するファブレス(工場を持たない会社)に分類される会社(工場を持ち製造を請け負う会社のことをファウンドリーという。代表的な会社は台湾TSMC)

・エヌビディアはGPU(Graphics Processing Unit-画像処理半導体)が主力製品であり、GPUは「ChatGPT」などの生成AI開発や処理に適している。

・スーパーコンピューターの70%がエヌビディアのGPUを使っていることや、前述したとおり生成AI向けの半導体世界シェア80%など半導体業界で圧倒的な存在感を放つ。また車の自動運転機能を実現するための半導体もGPUが適しているそうです。

・半導体は産業の裾野が広い(詳しくは半導体製造工程と調べてみてください)半導体の需要が伸びれば伸びる程、それぞれの工程に必要な部品製造や、検査装置を制作している会社も伸びるため、エヌビディアの業績・株価の急拡大は関連企業にも波及

・日本企業でいうと東京エレクトロンの株がエヌビディアの決算発表後、2060円(6%)上昇。GPUの検査装置をてがけるアドバンテストが494円(7.5%)上昇。
 それ以外にも欠陥検査装置を販売しているレーザーテック・半導体の切断・研削・研磨を行う加工装置製造で世界トップクラスシェアを持つディスコなどが有名です。

・他にも関連企業代表 製造会社tsmc、日本国内における正規代理店マクニカホールディングスなど

・tsmcは日本の熊本県に生産工場を建設。第2工場も27年度末運営開始予定。

どうでしょうか。今大注目のエヌヴィディアを中心に半導体関連企業に関しての知識が少しでも深まり、あたかも自分で調べて知ったかのように周囲の方に披露いただいて、皆さんのコミュニケーションに少しでも貢献できたら幸いです。
もし、もう少しこんなこと知りたいけど、自分で調べるのは面倒くさいという人は、コメントください。ミーハーな私が代わりに調べたいと思います。
また投資に興味のある方は、これからも半導体関連業界の動きは要チェックしていきましょう!

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