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地方移住が増えてるってホント?

これまで東京一極集中が叫ばれてきましたが、本当にそうでしょうか?

2020年の1回目の緊急事態宣言を機にコロナ禍も相まって、テレワークやリモートワークなどが中心になり、会社の近くに住まなくても良くなったので、地方移住が増えたという記事や報道をよく見かけた。

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個人的な見解としては、一部の人々が地方に引越しをしているだけで、そこまで大きく東京から転出している印象がなかった。

リモートワークやテレワークなどの出社せずに仕事をしている人は、ほぼほぼクリエイティブ関係の仕事でフリーランスなどの自由の利く人が大半の様にも感じる。今になっては都内は満員電車へと戻りつつあり、時差出勤云々よりも出社自体が大半を占めている。そうなると移住どころではなく、むしろ会社の近くで東京に住む方が電車に乗らずに通勤できると考える人も少なくないのではないか。

一方で、東京への転入はどうかというと、確かに転出者の数は14年以降で最多の数字となり、『増加』はしている。しかしだ、あくまで一時的なものであって、世界一の人口密度は保ち続けられると考えた方が現実的だ。

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転出者が多くなったの要因の1つとして、もちろんコロナを機に地方移住という選択肢もあるかとは思うが、東京に住んでいた大学生がリモート講義や卒業後の進路が決まらず実家に帰る人などが例年よりも多い事が挙げられる思う。

恐らく、ワクチン接種が広がる2021年の年末から2022年の夏頃までに徐々に東京への転入者が増えるだろう。

東京が仕事をする上や遊ぶ上で魅力的である事は間違いないのだから。

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