アトラス『キャサリン・フルボディ』
タイトルとパッケージから全く何のゲームなのか想像できないps3のゲームを一つ挙げろと言われたらこれを挙げる。それがパズルゲーム『キャサリン』だ。約8年の月日を経て2019年に発売されたのが完全版である本作『キャサリン・フルボディ』。
本作には3人の「キャサリン」が登場する。主人公と5年の交際期間を持つ自立した女性のKキャサリン(cvミサトさん)、突如主人公の前に現れ蠱惑的な魅力で浮気へ誘うCキャサリン(cv選択可能。私はノータイムで能登さん)、そして『フルボディ』で追加された新ヒロインで天使のような可愛さと器の広さを持つQキャサリン(cv平野綾さん)。
毎晩悪夢に囚われ、その悪夢から抜け出す(パズルを解いていく)ことが基本的なゲームの進行だ。そして、結婚を迫るKキャサリン、誘惑してくる奔放なCキャサリン、はたまた天使のような愛くるしさを持つQキャサリンの間で男の葛藤と選択を迫られ、またついでに悪夢の真実にも迫っていく。
結論から言えば、私はQキャサリンに到達した。攻略なども見ず、なんとなくでゲーム進行していたら辿り着いてしまったのだ。
ネタバレになるので詳しい言及は避けるが、なかなか人におすすめしたい作品であった。ただ、これはADV的ゲームとしての評価だ。パズルゲームとしての面白さは、パズルゲームが好きな人の評価(概ね好評が多い)に委ねたい。私にはわからん。
愛しているよ、リン。
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