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私はどんな人なのか
何をやっている人なの?
はじめまして。こんにちは。田中亮と申します。
音楽・芸能のマネジメントを生業の一つとしています。
やっていることが多すぎて、説明が難しいので記事としてまとめてみます。
まずどんな人なのかを一言で伝えると
・音楽・芸能プロダクションをやっている企画屋のお兄さん
と思ってくれたら間違いはないかなと思います。
今やっている事業としては
■企画運営または企画販売
■芸能プロダクション(マネジメント・エージェント)
■音楽事業(レーベル、制作、演奏、プロモーションなど)
■ライブ配信事務所
■クラウドファンディングコンサル(累計約150件、総額1.2億円)
■町おこし事業
■代理店(動画制作、楽曲制作)
■イベント事業(ライブ、オフ会、交流会など)
■コンテスト事業(Mrs of the Year2022神奈川大会事務局&SNS講師)
■ライティング(メディアのライター)
■政治家のお手伝い(ウグイス嬢の紹介やボランティア、チラシ制作など)
思いつく限りだとこの辺をまんべんなくやっています。
割とつながりが多い方なので、人と人をマッチングさせるのも趣味でやっています。
とざっくり話したところで自分の生涯を振り返ってみます。
生涯を振り返る
僕は1992年に横浜市で生まれました。兄が一人います。
生まれた時に1200gしかないという、生死をさまようレベルで小さく生まれたこともあって31歳(2024年4月現在)になっても身長が158cmしかありません。
小学生時代は軽音楽部に入った5歳上の兄の影響で、陰キャにも関わらず小6でベースを始めます。
中学ではベースが出来ると騙されて楽譜も読めないくせに吹奏楽に入部しました。
女子が怖いということを学びました。
高校に入る頃にMR.BIGというアメリカのバンドのビリーシーンというベーシストに憧れて本気でプロのベーシストを目指しました。
冗談抜きに1日8時間は練習していました。
高校生にしては上手だったのでこの頃から演奏の仕事を始めて、1年生の夏からスタジオミュージシャンとして徐々に仕事を始めます。
また3年生の時に何気なくYouTubeで動画投稿を始めました(2010年)
この時から新しいサービスとかアプリが好きでしたね。
とりあえず大学に進もうと思い、名前を書けば入れるようなFラン大学に進学し、大学時代はずっと音楽ばかりしていました。
この時にニコニコ動画で動画投稿を始め、ニコニコ超会議という幕張メッセでのイベントに出演させて頂きました。
この時はツイキャスやローンチしたばかりのSHOWROOMなど配信にハマっていました。
大学を卒業してから演奏やレッスンの仕事だけで食べていくことが難しくなっていき、将来が不安になったのでとりあえず就職しようということで設立して間もない音楽系ITベンチャー企業に入社。
月給3万で8畳の部屋に創業メンバー4人で事務所に寝泊まりするという、いわゆるスタートアップのITベンチャー企業で、音楽系のクラウドファンディングサイトを運営している会社でした。
そこでは本当に色々なことを経験させてもらいました。
企画立案・営業・経理・会場の手配など、とにかく色々な業務をしていました。
人がいないのでやるしかありませんでした。
また同社でレーベル事業も立ち上げ、A&R(アー担)としてアーティストを担当し音楽業界の更に深い所まで改めて色々と学びました。
この時からテレビ局や芸能関係の人とも交流が始まります。
今お世話になっている音楽プロデューサーもこの時の出会いです。
そんなことを経験しているうちに繋がりも増えていき、本当にやりかったことが見つかった為、仕事で出会った仲間と音楽・芸能のプロダクション会社を設立(2017年)、その後ベンチャー企業を退職しました。
現在はその会社を経営しながら2021年にイベント系の会社を1社作り、2社のCEOというやつをやっています。
2024年時点では他のプロダクションのスタッフとして関わっていたり、個人的にプロデュースをしているアーティストなどもいます。
仕事の原動力
事業の細かい説明はキリがないので別の機会にするとして、何を動力に仕事をしているかを語らせてください。なんなら何やっている人か知らなくてもいいからここだけでも伝えたい。
僕は元々バンドマンだったので表方に立つ人の気持ちがとても分かります。
当時はとにかくお金がなかったし、何を目標にしていけばいいかも分からないし何をすればいいかも分からない。
漠然と将来への不安ばかりでした。
当時周りに助けてくれる人もいませんでしたし、全てやみくもに挑戦してトライアンドエラーを続けてばかりでした。
ですが裏方になって感じたことは「やる気がある人は的確なサポートを受けられれば案外簡単に食っていける」ということ。
才能がある人のところには沢山人が集まってきます。
その結果、より優秀な人材が集まり、より良い作品を作ることが出来ます。当然ですね。
では才能がある人しか残っていけないのでしょうか??
答えは「YESでもありNOでもある」と思っています。
正確に言うと「武道館を集められるようなアーティスト(国民的認知度が高い芸能人)は才能がないとなれないが、音楽(芸能)で生活する分には努力でもカバーできる」ということです。
そしてアーティストや役者はビジネス的な感覚を持っていない人が多く、周りから見ていて勿体ない人が多すぎます。
かつての僕もそうでした。今思うとあの時もっときちんと考えて行動しておければなーという気持ちです。
そのような失敗をしているので、この経験をもっと生かしてアーティストのことをサポートできれば、夢に近づける人がもっと増えると思っています。
役者で例えるとプロフィール1つにしても
アドバイスを聞いて作っているだけで通過率も全然違います。
知らなくても作れますがコツを知っている方が良いので、プロダクションはある意味「早道出来る塾」のような役割なのかなと思います。
なのでアーティストや役者に対して「僕たちを踏み台にして1人でも多くの人に成功してほしい」と常々思っています。
中には表方の人からすれば「裏方の人は何もしてくれない」や「どうせ私たちなんてお金儲けの道具としか見られてない」と思うでしょうし
逆に裏方の人からすれば「思ったように言葉が伝わらない」「伝えても全然言う事を聞いてくれない」と思うことも沢山あると思います。
そこは両者の信頼で成り立つものだと思います。
よく他事務所の子から「今の事務所が全然良くない」という相談を受けますが、信頼関係を築くところからスタートすることをお勧めします。
報告・連絡・相談をしっかり行う。こまめに連絡を取るなど今すぐ出来ることもあるはずです。
本業で音楽・芸能の仕事をやっていますが正直この業界はあまりお金になる仕事だと思っていません。
というか、お金を稼ぎたくて働くならもっと稼げる別の事業をします。
でもこうやって続けているのはやはり音楽・芸能界が好きですし、僕を頼ってくれる人がいて、その人たちの為に何か結果を残せた時が幸せだから続けられています。
自分が関わる人が1人でも幸せになってくれたら嬉しいと思っていますし、その人たちが売れて行くのを見ると、他に例えることが出来ないほど幸せな感覚になります。
誰かの力になれるなら偽善と言われても構いません。
正直ボランティアに近い時もあれば、自腹で立て替えることもざらにあります。
よく実家の母に「アンタなんでそんなにお金にならないことやってるの?」言われています。
ですが、やはり昔の僕と同じ経験をしている人に成功してほしい。
そして何よりもみんなに幸せになってほしい。
これが僕が仕事の原動力です。