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「人生100年時代」ってウソだったの?と言う件。

TVでもネットでも今や「人生100年時代」とよく言われるようになった。政府がしきりに「貯蓄から投資へ」と繰り返し伝えるようになった理由の一つも、この「人生100年時代」政府に頼らず自分で資産形成をしましょうという事だ。

しかしながら、この「人生100年時代」は来ないと言った研究結果が最近発表された。

米イリノイ大などのチームが10月7日、米科学誌ネイチャーエイジングに「日本を含む長寿の国でこの30年、平均寿命の延びは鈍化しており、今世紀中に100歳まで生きる人の割合が女性で15%、男性で5%を超えることはない」との予測を発表した。

今後は老化を遅らせる画期的な技術が登場しない限り、急速な寿命延長は望めないとしている。

日本や韓国、スイスなどの長寿の9か国・地域の人口データを解析すると、1990年~2019年の約30年間で寿命は平均6.5歳延びたことが分かった、
20世紀には衛生状態の改善や医療の進歩で幼児の死亡率が低下、続いて中高年の健康も向上し、10年に付き3歳のペースで寿命が延びたが、最近30年はこの水準を下回っている。

世界各国の年齢別・男女別死亡率から最も低い値をかき集めた「理想的な長寿国家」の寿命を算出すると、2019年生まれの女性で88.68歳、男性が83.17歳。100歳まで生きる確率は女性が13.9%、男性は4.5%となったとしている。

以上のようなデータから「人生100年時代は来ない」といった結果のようだが、それでも平均寿命は今より1歳から2歳弱延びるわけだし、そもそも女性の約14%って高くない?およそ7人に1人100歳超えるわけだし。まあ男性の約20人に1人ってのは女性に比べれば低いと思うけど、そもそも昭和までは100歳超えるなんて超人的偉業だったことを考えれば、めちゃくちゃ長生きになっているとしても過言ではない。

確かに「人生100年時代」と言われるほど、多くの人が100歳まで生きることは無い。しかし、特に女性は「自分が100歳まで生きるかもしれない」と思って準備をした方がベターな時代にはなったと思う。

「人生100年になっちゃうかもしれない時代」ってことだ。

「かもしれない」事にも備える方がいいよね。

今日はここまで。

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