タイミー上場したけど、そんなすごいの?と思ったらスポットワークめちゃ増えてるって件。
先日スポットワーク(単発で短時間で働く仕事)の「タイミー」が東証グロースへ上場した。
「そんな単発バイト募集の会社が上場するくらい大きくなってるの?」と不思議に思ったのだが、私の頭の中はかなり時代遅れになっていたようだ。
単発で短時間働く「スポットワーカー」は人数が増えるだけではなく、働く目的も多様化し進化していた。自分のお店開業に向けて飲食店で修業する人もいれば、ジム代わりに引越し作業をして筋トレしている強者もいるらしい。マーケティングに使う経営者もいたり、即日払われる給料以上に得られる収穫を見出して働いている。
飲食店でスポットワークを続けるうちにデリバリー専門の「ゴーストキッチン」に出会い開業をした人。
趣味のバスケットボールのため、筋トレ代わりに引越し作業でスポットワークをし、身体を使うことで健康まで手に入れた人。
本業では管理職だが、スタッフとして働くことによって若手の気持ちがわかり、コミュニケーションに役立てる人。
プロポーズをされた思い出のカフェで働き、気持ちを切り替え新たな挑戦を始めてみようと転職をした人。
家族で旅行に来て、お母さんだけお昼旅館の厨房で働き、そのお金で美味しい食事を楽しむ家族。
様々な人が様々な目的で「スポットワーク」をしている。人手不足もあり、盛り上がりを見せているようだ。
スポットワーク協会によると(そんな協会もあるのね)タイミーやシェアフルなど大手5社の登録者は単純合計で2200万人まで増えた。3月に参入したメルカリはフリマアプリの基盤を背景に3ヶ月で500万人も獲得した。
活用する事業者からも「スポットワーカー」の評判は上々だ。「新しいことをやってみようと前向きな気持ちの人が多い。それが一番良い」と、スポットワーカーに働いてもらった旅館の女将さんの感想だ。アプリが使えなくなるなどのペナルティがあるため、遅刻やドタキャンもしないと言う。
また「スポットワーカー」はウーバーイーツのような雇用契約を結ばない「ギグワーク」を含むが、貴本的には労働者と就業先が直接契約を結ぶ単発バイトだ。従来のバイトと違い履歴書など必要ない。面接などするよりも実際働いてもらう方が適性も見極められるケースも多いと言う。
しかも派遣会社からの派遣でもないので、実際に長期で働くことになっても派遣会社に手数料を払うこともない。元々が直接雇用だからだ。
年齢を重ねるごとに経験のないことをやるのは難しくなる。未経験でも働ける仕事の多いスポットワークは『大人のキッザニア』だとメルカリの太田執行役は述べている。
大人のキッザニアかあ、、、なんとも魅力的な言葉ではある。
未経験でもOKの仕事が多いと言うことは、逆に言えばキャリアになるような仕事ではないということになる。
でも、新しい気付きや新しい経験と言うものは、人生100年時代となった今、キャリアを積むより必要なことなのかもしれないな、と思った。
私も思い出のプールバーが残っていたら是非働きたいなぁ、、、。
今の若い人って「プールバー」ってわかるのかしらん?
今日はここまで。
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