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「選挙投票率下がったのね」と「河村さんソッコーで当確だったね」といった件。

衆院選が終わりました。皆さんもすでにご承知のことかと思いますが、自民公明で過半数割れ。大方予想通りの結果となっています。

また、私の予想通りだったのは愛知1区で出馬「総理をねらう男アゲイン」を掲げた河村たかし氏です。開票後速攻で「当確」。やっぱり愛知県では圧倒的な人気でした。市長の時もそうでしたが、当選が決まると「水をかぶる」パフォーマンスをするのですが、今回も河村氏は実行。ただ昔と違うのは「水が冷たくない」事だったそうで「歳を考えて気を使ってくれたのかにゃぁ」なんて言っていました。まあ、もう御年75歳なので、長く元気で頑張ってもらうためにご無理はされませんように。

一方で私が全く予想が当たらなかったのは「投票率」です。このnoteでも書いたのですが「Mr平均値の私が選挙に行きましょう!となっているのだから今回の投票率は上がるはずだ」なんて言いましたが、蓋を開けてみれば投票率は53.84%になる見込み(NHK)とのこと。なんと前回3年前の戦後3番目に低い55.93%を下回る見込み。このまま投票率が確定すると、今回の衆院選が「戦後3番目に低い投票率」となります。

普通は投票率が低いと組織票が強い自民や公明が有利と言われるのですが、今回は投票率が低いにもかかわらず与党大惨敗。しかも自民党だけでなく公明党も、今回小選挙区のみで出馬した石井代表が落選するという結果に…。

公明党の支持母体は創価学会。池田大作氏が亡くなった後の初めての国政選挙、まさに弔い合戦で学会としてはなんとしても当選をさせたかったはずである。

考えられることとしては「今まで選挙に行っていた人が行かなくなっている」のだろう。もしかしたら高齢で亡くなったり動けなくなっているなどやむを得ない理由もあるだろう。それとは別で「選挙に行っても何も変わらない」と諦めている人が本当に増えているのではないかと思う。

そして「若者は選挙に行かない」という理由ももちろんある。20代の投票率は低い。しかしながら若者のせいばかりにしてはいけない。統計でみれば、近年最も投票率の減少幅が大きいのは50代60代なのである。

確かに私の周りでも「選挙行かない」と言う人は多い気がする。「選挙に行っても何も変わらない」と諦めてしまっているのは実は若者だけではないのだ。しかし、50代60代の人口は多い。そして長寿大国となった日本では50代60代も「現役世代」だ。若者含め、50代60代の現役世代も、もっと選挙に興味を持って投票に行くべきだ、と私は思う。

ちなみに衆院選の「投票率ワースト4」は、今回含めそのまま直近で行われた4回の選挙である。

みんな、次は選挙に行こう。

余談ではあるが自民公明過半数割れで政局は不安定、おそらく国民民主が「閣外協力」する形で石破内閣が息も絶え絶え存続するだろうといった見方が多いようだ。私もそう思う。

あと、普通これだけ政局が不安定になると株価も下がりそうなものだけど
「自民大敗織り込み済み」で結果判明株価大幅上昇となっている。

このあたりが「経済(株やお金のこと)に関心あり、政治には無関心」と言った最近の日本の風潮も反映している気がする。

今日はここまで。

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