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久しぶりに山頭火のラーメンが食べたくなった件。

北海道・旭川発祥の「らーめん山頭火」を運営するアプ・アウト(札幌市)が監修したコストコ限定のブロックチャーシューが人気らしい。ブロックのまま販売しており、好みの暑さにカットできる。醤しょうゆベースのたれで煮込み、山頭火の店舗で食べる味を大容量で楽しめるようになっている。

500グラム入りで、コストコ会員価格で1398円。アプ・アウトは「コストコ会員の買い物の仕方と売り方がマッチしており、お得感も感じてもらえている」と手ごたえを感じている。コストコが元々大容量で販売しているので、チャーシューを丸ごと1本で販売しても違和感なく受け入れられているのだろう。

山頭火の店舗でラーメンとあわせて提供するチャーシューは麺やスープ、他の具材とのバランスを考えて甘みを抑えている。コストコ向けチャーシューはラーメンと一緒に食べるとは限らないので、単体で食べてもおいしさを感じられるよう、店舗のものより甘めにしてある。味の決定まで1年を費やした商品だ。

製造を担うのは伊藤ハムだ。家庭での食事や家飲み需要が高まる中、2021年ごろから開発を始めた。同年に量販店向けのスライスチャーシューを商品化。業務用のような大容量タイプとしてコストコ限定のチャーシューも商品化した。

「らーめん山頭火」は1988年に旭川市で生まれた。豚骨白湯スープを使った「しおらーめん」から始まり、創業当時から程よく脂身のある豚バラ肉のチャーシューを使う。一部の店舗やメニューを除き、豚バラ肉を使ったチャーシューが定番だ。程よい脂身と、分厚く切っても柔らかい食感で知られる。

そのままでもおいしいが、チャーシュー丼やチャーハンに入れて楽しむ人も多い。おすすめされていたのは、パンにスライスしたチャーシューと野菜、チーズなどを挟んだホットサンドだ。チャーシューを横半分に切った後、縦の繊維に沿って切るのがコツでよりやわらかく味わえるという。

地域情報検索サイト「タウンページ」のデータを基に都道府県別にラーメン店を検索すると北海道は1213店舗だった。(20246月時点)その数は東京都に続く第2位だ。人口1万人当たりの店舗数は2.36店で、全国平均の1.68店を大きく上回る。いわゆるラーメン激戦区だ。だから北海道は地域ごとにスープの味に特徴があり、札幌は「味噌ラーメン」、函館は「塩ラーメン」が
有名で観光名所になっている。私も昔「味噌ラーメン発祥の店」や「塩ラーメン元祖」なんてお店でラーメンを食べた覚えがある。らーめん山頭火発祥の旭川では、スープを香味油で覆い冷めにくくするラーメンが特徴とされる。

そんな「らーめん山頭火」だが、昔は名古屋にも店舗があった。私も何回か食べた。しかし、いつの間にか店舗は閉店しており、現在に至っては「東海・北陸エリア」に店舗は無い。それどころか東京より西の本州、四国、九州にすら店舗は無い。沖縄に1店舗あるだけだ。

このチャーシューの記事を見て「久しぶりに山頭火のらーめんが食べたいなあ」なんて思ったのだが、愛知県からはもはや「旅行」レベルの移動距離でないと食せないのだった。

なんかちょっとショック…。

せめてコストコでチャーシューだけでも買おうかな。

今日はここまで。

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