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モトローラって知ってますか?と言う件。

皆さんはモトローラを覚えているだろうか?今から20年くらい前、ガラケー全盛時代に超薄型の折り畳み携帯「RAZR」を大ヒットさせたメーカーだ。しかしその後不振にあえぎ、Googleに買収されすぐに中国レノボに売却され現在に至るのだが、スマホしか使ったことのない世代の方はおそらく知らないのではないだろうか?

そんなモトローラが6月、アメリカで折りたたみスマホの新製品を発表した。
「motorola razr 50」と「motorola razr 50 ultra」の2機種である。発売時期は未定だが日本での展開も予定されている。上記写真に載せておいたが、結構カラフルで可愛らしい。現在日本で販売されているモデルよりディスプレーやチップの性能、AIの搭載など大幅に進化している。特に注目点はGoogleの生成AI「Gemini」を搭載していることだ。

日本市場での復権を狙うモトローラにとって今回の折りたたみスマホは社運がかかっているとも言える商品だ。かつてのガラケーを思わせる折りたたみみスマホは、韓国サムスン電子、中国ZTEの2社しか競合がいないため、モトローラはこのポジションで地位を築きたい狙いだ。

日本市場ではどのメーカーも「いかにiPhoneから乗り換えてもらうか」という点に腐心してきた。appleが当面折りたたみiPhoneの発売はしないとの予測から、韓国サムスン電子が折りたたみスマホをけん引してきた。しかしながら価格も高価なこともありなかなか普及までには至っていない。また、中国ZTEジャパンがオープン価格で約8万円と約4万円の折りたたみスマホを販売したが、売れ行きは決して伸びているとはいえず、ただ安価にしたとしても無名ブランドでは消費者の手が伸びることもなさそうな状況だ。

つまりは、この分野でシェアを伸ばすには、価格とブランドの両方を確立しなければ難しいという事になる。ある程度知名度がある「モトローラ」は絶妙なポジションにいると言えるだろう。

かつての「モトローラ」ブランドを復権し、日本の折りたたみスマホ市場で再び輝くことはできるのだろうか。

写真で見る限り、なんか可愛らしいデザインだし、店頭に並ぶようになれば触れてみようかなと、私は思う。

今日はここまで。

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