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「浜松のお菓子メーカー」さん、いつの間にかグローバル展開してたのね、という件。
皆さんは「うなぎパイ」をご存じだろうか。私の住んでいる愛知県のお隣静岡県浜松市のお菓子メーカー春華堂が作っているお菓子だ。
昔から「夜のお菓子」といったキャッチフレーズで通っていたため、子供の頃は「食べると精が付く」と勘違いしていた。実際は「夜の家族団らんに食べてほしいお菓子」という意味だったのを知って驚いたのを覚えている。私はパイに含まれているウナギの骨の粉が精力増強になると思い込んでいた中学生だったwww。夜の営みのお菓子だと思っていた。
地方では有名なお菓子メーカー春華堂だが、この度「東急プラザ新宿 ハラカド」に飲食店を開いた。最新の流行や多様な文化の発信地である東京原宿で、自社だけでなく全国各地の食の魅力を伝える新たな拠点として、春華堂という企業ブランドの認知度向上を狙う。
11月上旬、カフェレストラン「HOW,z(ハウズ)」をハラカド3階に開いた。店名は「今日どうだった?」を意味する英語の「How was your day?」に由来する。人々が行きかう神宮前交差点に面したハラカドで職を楽しむ場になってほしい思いを込めた。
広さ約240平方メートルに80席を備える。不定休で午前11時がら午後2時半までがランチタイム。午後5時から11時がディナータイムでアルコールも提供する。
「ローカル」をテーマに、創業137周年の春華堂が全国の食関連の生産者とのつながりを生かした料理を提供する。例えば看板メニューの「包図(はうず)まん」は京都の伝統技法の金網を使ったせいろで出し、竹製の箸は熊本の事業者が手掛ける。
関西弁を商品名としたクッキー、静岡県産の茶葉を使った「静岡黒烏龍茶」など、ネーミングや商品内容に独自色を出した限定の菓子や食品なども販売する。
開店前の式典で山崎社長は「地方と東京、お菓子、クリエーターを結べるようなお店にしたい」と述べた。ハウズでの出会いが「将来的に新事業や新しいお菓子の開発につながれば」と期待をしている。
同社は足元でも売上高の約7割を占める「うなぎパイ」依存からの脱却を進めてきた。2014年には53年ぶりの新ブランドとして和菓子の「五穀屋(ごこくや)を展開し始めた。
うなぎパイは土産品として東海地区以外での販売を控えてきたが、2019年に立ち上げたうなぎパイの新ブランド「coneri(こねり)」は東京渋谷の商業施設「渋谷スクランブルスクエア」へ出店するなど首都圏で浸透を図ってきた。渋谷を活動拠点とするアートディレクターと接点が生まれたことがハウズ開業にもつながった。
菓子の材料に欠かせない国内の栗産業を官民で進行する「遠州・和栗プロジェクト」を仕掛けるなど協業の幅も広げようとしている。ハラカドは4月に東急不動産が開業。東京高円寺の銭湯「小杉湯」の2号店や香水ブランドの旗艦店など多種多様な店舗が入る。これら異業種やクリエイターらとの交流による価値創造を目指す。
お菓子メーカー春華堂は地元隣接県のお菓子メーカーという事もあり(浜松は愛知県に近い)私は結構身近なお菓子としてなじんできた。それこそ「うなぎパイ」なんかは今でもよく食べている。個人的に「ナッツ入り」が好きだ。春華堂はうなぎパイ工場の見学を実施していたり、「ニコエ」といったお菓子の施設を展開したり、本社施設を「スイーツバンク」という旗艦店舗にしたりと、色々と楽しませてくれている。
自分が小さい頃から親しんでいるお菓子メーカーが全国区で活躍するのは嬉しいものだ。東京および関東圏にお住いの皆さん、是非「ハウズ」に訪れて感想をコメントください。
私も東京にいく機械があれば行ってみたいなと思っている。
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