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「でんきの科学館」が無料なのにかなり楽しめた件。

今週の土日は久しぶりに仕事が土日休みだったので、娘が「お出かけしたい」と言う。「どこか行きたいところでもある?」と聞くと、「なんかどっか行きたい」と超絶抽象的でスーパー自己中心的な発言をしてきた。

そうは言っても先週チョコ(アムール・デュ・ショコラ)でお金使ったし、公園とかで遊んでも外は寒いし…なんて考えていたのだが「そういえば!」と以前から「天候が悪い日の遊びにしよう」と思っていた、名古屋市にある『でんきの科学館』に行く事にした。HPなどで見ると、科学で遊べる施設であり娘も好きそうだと思っていたのだ。

そしてこの施設の最大の特徴は「無料」だ。館内のどの施設で遊んでも追加料金なしである。もし実際に行ってみてつまらなくても「無料だしこんなもんだよね」と潔い気持ちで終われる。

そんな軽い気持ちで行ったのだが、結論「無料なのにこんな楽しめていいの?」という感じだったので、このnoteに書いておこうと思います。

名古屋観光にきて、2,3時間空いてしまった方や、お子さんに「なんかどっか行きたい」なんて超絶抽象的でスーパー自己中心的な発言をされた時の参考にしてもらえればと思いますww。

というわけで、お昼を道中のマクドナルドで済ませ、午後1時頃から「でんきの科学館」へ入館。1階には遊ぶ施設は無く、2階から4階が遊べる施設となっている。「でんき」と名が付く理由は、こちらの「でんきの科学館」は中部電力が運営している施設なのだ。「遊びながら電気の勉強をしてくださいね」といった趣旨となっている。

2階の受付を通り、順路通り左へ進むと「電気の発見」エリアで、電気そのものの歴史について学べる場所になっている。静電気を発生させる装置なんかが置いてある。反対の右側には「サイエンスプラザ」となっており、実験やショーを楽しめる場所になっている。この日は「電池の仕組み」ショーを行っており、炭にアルミホイルを巻き付けた電池や太陽光電池、手動で蓄電を行うなどの実験に参加した。そこそこ広い場所なのだが、上部にモニターが付いており、後ろの席でもショーの手元までちゃんと見えるようになっている。所要時間30分。子供が飽きないくらいのちょうどいい時間だ。どんな感じで行われているか気になる方は、YouTubeで「でんきの科学館チャンネル」がアップされており、そちらでショーの様子を見ることもできる。

館内マップ

3階に上がると、左手に「電気の旅」エリアで電気の調達から家庭に届くまでの過程を紹介。右手には「地球とエネルギー」エリアでエネルギーと環境問題について紹介している。そして真ん中にはこの施設の目玉である「オームシアター」がある。

この「オームシアター」は自分の顔のキャラクターを作成し、シアター内にいる人たちみんなでゲームをする施設である。ゲーム1回の所要時間40分で定員72名。大きなモニターと自分の目の前にあるモニターが連動しており、「でんきの科学館」のキャラクターである「スーパーおうむ君」の案内で、クイズや宝探し、ボートを漕いだりするゲームで楽しめる。私もちゃんと「変顔」で登録し、司会の女性に「13番の人、気合の入った顔ですね!」と誉めてもらえたwww。

こちらの「オームシアター」、「これ、無料でいいの?」というくらいクオリティが高く、実際私たちが参加した回の勝者(3つのゲームの合計点数が一番高い人)は今まで5回くらい参加している小学生だった。もはやヘビーユーザーである。それくらい楽しいのだろう。この日は空きがあったのでそのまま入場できたが、事前に行く日が決まっているようならHPから予約をしておくといいと思う。

4階には、あまり電気には関係ないように思うが「ふしぎのくに」エリアで錯覚を利用した遊びなど楽しめる。右手には「学習ひろば」で図書やDVDが置いてある。その奥には「でんきの資料室」があり、中部地方の電気事業に関する資料が置いてある。

午後1時過ぎくらいに入館し、結局17時閉館15分前「ほたるのひかり」が流れてくるまで、約4時間飽きずに遊べた。無料という事を考えれば恐ろしいコストパフォーマンスである。

私は今回初めて訪れたのだが、この「でんきの科学館」は1986年に開館している。すでに40年近い年数が経っている。その時から無料でこれほどの施設を作れて、未だに無料で継続できている事実には驚かされる。

さすがは東日本大震災で原発問題が表に出る前には「最強で最良の民間企業」の一角を担った「大手電力会社」のひとつが運営しているだけはあるなあと思った。

何度も訪れている方からしたら「何を今さら言っている」状態かもしれないが、私からしたら「目からうろこ」体験だったので、もし近隣にお住まいでまだ行ったことが無かったり、名古屋観光で「お金を使わずもう一つ」と思った時には是非「でんきの科学館」訪れてみてください。

もし、万が一つまらなかったとしても支払うコストは「お金」ではなく「時間」だけなので(^^)

今日はここまで。

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