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エアリズムお世話になりました。ヒートテックお世話になります。という件。

8月も終わりとなり、いくら気温が高いと言っても9月はもう夏とは言えないだろう。夏の間ほとんど毎日お世話になっていたのがユニクロの「エアリズム」である。私はビジネスシーンではカッターシャツの下に、オフの日はTシャツの下にベージュのエアリズムを着ている。たまに間違って普通の綿シャツを着てしまうと「なんか今日は暑いな」なんて思ったりした。
そう、エアリズムは本当に快適なのである。9月になっても気温は高いのでまだまだお世話になる「エアリズム」だが、逆に冬にお世話になるのが「ヒートテック」である。こちらも着込めば確かに暖かい。いや、暖かすぎるくらいな時もある。

そんなヒートテックが今年は従来より3割ほど軽くした商品を販売すると発表された。9月の6日発売で、カシミアを9パーセント配合し、暖かさを維持しながら軽量化を実現した。得意で人気の「機能性衣料」の着心地を高めて売上げ拡大を目指すとしている。

この新しいヒートテックは、東京都内で開かれた秋冬向け衣料展示会で発表された。軽量化したヒートテックは通常のヒートテックより1.5倍温かい「極暖」シリーズでの販売となる。

デザイナーのクレア・ワイト・ケラー氏によるコレクション「UNIQRO:C」(ユニクロ:シー)として打ち出す。「おお、極暖シリーズなら外で働かれている人にとってはバッチリじゃないか」と思ったのだが、残念ながらこの新しいヒートテック、レディース商品のみである。残念。

機能性なら「ユニクロ」、デザイン性なら「GU」と言われることが多い昨今、確かにデザインを見ればGUに軍配が上がる気がする。デザインで注目される商品は、最近でもGUの「バレルレッグジーンズ」なんかがあったが、確かに私たちオジサン世代から見てもGUはかっこいい商品が多い。こんなにかっこいいのにこんなにリーズナブルなの?と思ったりするのだが、実際試着してみると年齢のせいかイマイチ似合わなくて、結局オーソドックスなデザインが多い「ユニクロ」にお世話になっている私である。

夏はほぼ毎日「エアリズム」。冬はシャツをヒートテックにしてしまうと「暑い」ってなってしまうので、冷える下半身だけ「ヒートテックタイツ」を着用している。

年齢とともに、季節の状況に身一つで対応していくことがだんだん辛くなってくる。同年代の皆さんもご同意してもらえるところではないかなと思うのだが、そんな我々にために、できるだけ快適に真夏や真冬を乗り切れる衣料を、ユニクロはじめ衣料品メーカーさんには期待したいところである。

また、冬といえばユニクロのラインナップに「3Dニット」がある。これは毛糸を機械から直接編み込み、縫製部分をなくすことで着心地を良くしたり、縫製で出る無駄な部分をなくしたりできる技術だが、この機械は日本の島精機製である。いや、日本の技術はすごいなあなんて思っていたのだが、今や毛糸だけではなく、普通の糸でも3D編みができる技術もあるようだ。

香港とカリフォルニアに拠点を置く「unspun」というスタートアップで、この企業の技術は「どんな種類の糸でも3D編みができる」という事だ。つまり、全く縫製がいらないシャツやパンツを作れる。当然ムダな切れ端など出ない。そしてリサイクルを行う際も、また元の糸に解いて再利用できるという。機械に読み込ませればそのままの形で作れるので、自分の体形に合わせたパーソナライズも手間をかけず行うことも可能。まさに今ファッション業界が抱えている「対象生産大量消費」を解決できる技術を持った企業として投資家たちから注目を集めている。

問題提起されることも多いファッション業界だけど、衣服がなくては生きていけないのが人類である。是非カッコよさとエコを兼ね備えた素晴らしい商品を私たち消費者に届けていただきたいなあと思うのだった。

今日はここまで。

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