今日を語るにあたって、僕は昨日からことを始めねばならない。僕にとって起きてからが今日だと言い張るのであれば、今日はあんまりに無力だった。だからせめて自己の気持ちを多少持ち上げるためにも昨日から話を進める。というか今日の深夜0時から話を始めねばならぬ。 演劇の稽古があった。私が演出、東京にいる同い年の子が演者。彼女に色々とオーダーを出したが、戯曲の言葉に慣れ始めているような感じ。これが私が求めている身体に役者が近づいたことを意味するのか、あるいは単調になってしまっているの
この戯曲はさまざまな人々に助けなしでは書き上げられませんでした。改めて関わっていただけた人々に感謝申し上げます。 なおこの戯曲についてはコメントの方で、或いはDMで連絡いただければと思います。 『見つめ』 ドラマトゥルク 金井 朱里 作 山鼻涼 登場人物 ミル:ケイの妹、ハルの友人、Mの友人 ユウ:ケイの後輩、ハルの先輩、Mの友人 §1 アバン ミル:世の中で自爆テロが起こった。テロリストが三人の若者の電脳を乗っ取り彼らを自爆させた。その三人とは私の近辺の人間である
この間車に乗っけてもらって走った道が、今走っている線路の上に走っている。
焼けて白くなった豚肉だ、私は。
オイディプスはかく語らざりき
人に嫉妬してものをつくり、さぞ高尚なもののように語る酒くさい口を閉じろ。
とても悲しい夢を見た。悪い夢じゃなくね。
回遊する魚のように人々はクルーズして、イワシの群れにとってさながら私はマグロのように。あるいはブラックホールとなって。
むぎ茶みたいなコーヒー、コーヒーのゆっくりと黒い感じがコップのそこに沈む。
溶けたチョコレートのみたいなコーヒーの色で、不思議と優しい。
ほんとはもっとどちらとも話したかったんだ、でも話せなかった。のけ者にされてるとは思わないけど、話しかけるべきじゃないと思ったんだ。
マッチポンプの繰り返しを望む、消防車や放火魔はいらない。
グラスに光る蛍光色をとって私のネクタイピンに
アンモナイトとダンボールの手触りにおののく。 ハイギョと鉄筋コンクリートをそれぞれ舐めるたら きっと粉っぽい
持った途端にぼたぼたこぼれ落ちる汗かいたグラス ロックのはずが水割りでまずい ゆっくりと薄まる いかにして勝つか、という話は男っぽい すこし私と違う。
外部記憶装置にこの脳を。 私の脳の容量を売却。 一時間を約15000円で。