
2025年に行きたい美術展・展覧会
今年は気になる美術展が多いことに気がついた。
20世紀前半のバウハウスの影響やキュビズムを経て、シュールレアリスムにつながるような抽象性の高い絵画の時代には、私の「好き」がたくさん詰まっている。
そこで、備忘録として「絶対に行きたい」展覧会と「行けたら行きたい」展覧会をリストアップしておこう。
絶対に行きたい美術展・展覧会
ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ
アーティスト同士のカップルの軌跡をたどる展覧会。もともと名前も知らなかった二人だけど、美術展をザッピングしているうちに「これ、好きだなぁ」とピンときた。こういう感覚は貴重。行かなくては。
2025/3/1〜6/1 @アーティゾン美術館
ヒルマ・アフ・クリント展
絵本が飛び出したような抽象画。子供のような自由さと奔放さを感じさせてくれる。アジア初公開となる140点もの作品が展示されるそう。
スピにはまっていた時代があるようだから、作品から癒しやパワーをもらえて、元気になれそうだ。
2025/3/4〜6/15 @東京国立近代美術館
古代DNA 日本人のきた道
テクノロジーの発展により、徐々に明らかになってきた考古学。
人類や日本人のルーツを探る研究は、ロマンと人類の叡智を感じられて好きだ。
2025/3/15〜6/15 @国立科学博物館
彼女たちのアボリジナル・アート
素朴で温かみのある色使いとデザイン。初見はそんな印象だったけど、その背景には、先住民族としての苦難の歴史があるという。
アートを楽しみながら、文化や歴史にも触れられる充実した時間になりそうだ。
2025/6/24〜9/21 @アーティゾン美術館
宗元仏画-蒼海を超えたほとけたち
激渋だが、中国歴史ドラマ好きとしては見逃せない展覧会。宗・元時代を背景にしたドラマでは、絵画が重要な要素として登場することもしばしば。
この時代の仏画は中国本土にはあまり残っておらず、日本に伝来した作品が寺院などで大切に保管されていたらしい。これは貴重だ。
中国歴史ドラマ愛が、京都開催というハードルを越えさせてくれる♡
2025/9/20〜11/16 @京都国立博物館
大ゴッホ展
ゴッホの作品は学生時代に模写した思い入れがある。大好きな「夜のカフェテラス」が生で観られるのは行く価値がありすぎる!
神戸、福島、東京を巡回するので東京開催は2026年。待ち遠しいから、神戸旅行でもして、神戸期間に鑑賞→東京でもう一回観るのもアリかも。
2025/9/20〜2/1 @神戸市立博物館
2026/2/21〜5/10 @福島県立美術館
2026/5/29〜8/12 @上野の森美術館
いけたら行きたい美術展・展覧会
ピカソ・セラミック-「見立て」の芸術
ピカソって陶器の作品もあるの?ヨックモックの美術館?意外さが重なり興味を持った。しかも、#ヨックモックミュージアム かなり良さそうだ。
青山へ行く機会はありそうだから、行ってみようかな。
2024/10/29〜2025/12/28 @ヨックモックミュージアム
Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミュラー=ブロックマン
グリッドシステムを生み出したミュラー=ブロックマンのポスター作品は、今見てもモダンで本当にかっこいい。吉川静子の十字モチーフは、私には和柄のようにも感じられて不思議だ。
東京開催なら絶対行くのに!
2024/12/21〜2025/3/2 @大阪中之島美術館
坂本龍一|音を視る 時を聴く
「音」や「時間」という目に見えないものを体感するインスタレーション。坂本龍一の音楽は、それを聴くだけで記憶や感情が甦る特別なもの。美術館の内外を使った展示という点も気になる。
2024/12/21〜25/3/30 @東京都現代美術館
どうやら混んでいるようだぞ…
パウル・クレー展
クレーの色使いや幾何学的な構成は、まさに私の「好き」のど真ん中。クレーの作品だけに集中できる機会は多くない。バウハウス時代の作品ふくめ、本物を観ておきたい。
地方開催なのが悩みどころ。
2025/1/18〜03/16 @愛知県美術館
2025/3/29〜05/25 @兵庫県立美術館
2025/6/07〜08/3 @静岡市美術館
Back to Modern 戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見
バウハウスに始まるドイツのデザインは、基本的に大好物。
比較的ご近所なので、時間があれば行ってみよう。
2025/3/8〜5/18 @東京都庭園美術館